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NFLドラフト、レッドスキンズが全体5位以内にトレードアップも?

2019年04月25日(木) 11:56

ワシントン・レッドスキンズ【AP Photo/Michael Ainsworth】

ワシントン・レッドスキンズが2019年NFLドラフトで大きな動きを見せるかもしれない。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロは現地24日、“Up To The Minute Live(アップ・トゥー・ミニッツ・ライブ)”の中で、レッドスキンズが全体5位以内にトレードアップする可能性を模索していたようだと報じた。

ガラフォロは「レッドスキンズは全体5位までにトレードアップする可能性を模索していた」と述べ、続けてこのようにも語っていた。

「私がそう考えているわけではない。分かってはいることなんだ。そう報じることができる。レッドスキンズはその指名権を保持するチームらと会話していたようだ。しかしながら、ご覧の通り、今はどのチームもさまざまなチームと会話を行っている。単純にどのくらいの価格になるかを調べ・・・もしかしたらの可能性を探っている。とは言え、レッドスキンズが少なくとも動きを見せていたことからも、その可能性は考えているのだろう」

「今、ダグ・ウィリアムスの言葉を真に受けるとすれば、彼はその動きを取るには代償が大き過ぎると考えているようだ。しかしながら、ドウェイン・ハスキンズはこのチームから大きなサポートを得ており、それは確かだと言えよう。われわれはオーナーのダン・スナイダーの息子がハスキンズと一緒の学校に通っており、そこにコネクションがあることは分かっている。彼は地方出身の選手であり、彼にはたくさんのツールがある。昨年のハスキンズはオハイオ州立大学ですばらしいパフォーマンスを披露していたが、彼はこのチームをただちに救えるのだろうか? チーム内にはそう思わない人が多くいるのも分かっている。オフェンスのシステムを学習するためにはある程度の時間が必要だろうと思う者は多いだろう。好パフォーマンスを1年だけ披露した彼にはNFLのレベルを学ぶ必要があるが、チームはただちにチームを救ってくれる選手と共に歩むべきであり、ケイス・キーナムを中心に組み立てることは可能だと彼らは思っているはずだ」

現在レッドスキンズは全体15位の指名権を保持しており、合計では2つの3巡目指名権を含む9つの指名権を手にしている。

レッドスキンズがそれらの資本を複数手放して順位を10個繰り上げた場合、それはQBを指名するためだと考えられる。長い目で考えた時、チームの未来を決めるポジション選手に対する投資としては充分に価値あるものかもしれない。今のレッドスキンズにはトレードで獲得したケイス・キーナムとコルト・マッコイが在籍しているものの、マッコイもまた手術からのリハビリ途中の状態だ。

アレックス・スミスの長期的な活躍を予想するのが非常に困難である中、レッドスキンズがフランチャイズQBを指名に動こうとするのも納得できる。そのため、レッドスキンズは他にもQBを必要としている全体6位の指名権を持つニューヨーク・ジャイアンツのような他球団を差し置き、ハスキンズなど前途有望なQBを指名する必要が出てきているのだ。

レッドスキンズが最後にQBをトップで指名したのは2012年ドラフトの全体2位でロバート・グリフィン三世を指名した時だ。この当時のレッドスキンズは全体6位の指名権を含む複数の指名権を手放して全体2位の指名権を獲得していた。今回の場合、レッドスキンズがトップ5位以内の指名権を手にするためにはより多くの代償が必要となるかもしれない。

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