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ドラフトでRB指名なしのコルツがRBウェアと契約

2019年05月01日(水) 09:22

カンザスシティ・チーフスのスペンサー・ウェア【AP Photo/Ben Margot】

先日のドラフトでランニングバック(RB)ポジションの選手獲得を見送ったインディアナポリス・コルツはベテランRBをチームに加えることとなった。

現地30日(火)、コルツはスペンサー・ウェアとの契約合意を発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、この契約は1年約130万5,000ドル(約1億4,500万円)、最大で205万ドル(約2億3,000万円)に達するようだ。

2013年ドラフトでシアトル・シーホークスから指名を受けた後、27歳のRBは過去4年間をカンザスシティ・チーフスで過ごしていた。2014年にシーホークスからリリースされたウェアはチーフスへとたどり着いたものの、フルシーズンでプレーしたことはなかった。

2015年シーズンにバックアップとしてポテンシャルの高さを見せつけた後、2016年シーズンには14試合に先発して1,368スクリメージヤード、タッチダウン5回を記録する活躍を見せた。2017年シーズンでも先発起用が予想されていたウェアだが、プレシーズン中に膝を故障して同年シーズンからは完全に離脱した。カリーム・ハントのバックアップとして始まったその翌シーズンにはハントのリリース後、最終的にデプスチャート上でデイミエン・ウィリアムスに追い超され、2018年シーズンのウェアはキャリー51回で246ランヤード、タッチダウン2回の記録を残すのみだった。

コルツでは、マーロン・マック、ナイヒーム・ハインズ、ジョーダン・ウィルキンス、ジョナサン・ウイリアムスによって構成されるバックフィールドの仲間入りをする。ウェアはアーリーダウン時にホールを見つけてボールをキャリーする役目を担いたいところだ。

これに付随した動きとして、コルツはセーフティ(S)のイサイアー・ジョンソン、ディフェンシブタックル(DT)デショーン・ウイリアムスをウェイバーにかけ、ワイドレシーバー(WR)のジェームス・ライトはリリースしている。