スティーブ・スミスらがパンサーズのホール・オブ・オナーに
2019年05月07日(火) 09:24カロライナ・パンサーズは25年間でたった1人しかホール・オブ・オナーを出していなかったが、2018年にチームのオーナーシップを引き継いだデビッド・テッパーにとってその年月は長すぎたようだ。
まだ就任してそれほど経っていないオーナーがこの流れを変えそうだ。
チームは現地6日(月)朝、ワイドレシーバー(WR)スティーブ・スミス、クオーターバック(QB)ジェイク・デローム、オフェンシブタックル(OT)ジョーダン・グロス、タイトエンド(TE)ウェズリー・ウォールズの4人を新たにチームのホール・オブ・オナーに加えることを明かした。
テッパーオーナーはチームの公式サイトを通じて「ある意味期限が切れていたんだ。つまり、25年でたった1人の選手だろう? もうその時期。期限は過ぎていた。1年が経ち、チーム自体について、そして、チームの歴史についても前よりちゃんと理解している。そろそろ良い頃合いだと思ったんだ」と述べていた。
パンサーズのホール・オブ・オナーのオリジナルメンバーはラインバッカー(LB)サム・ミルズだ。テッパーオーナーは今春、アプリの『FaceTime(フェイス・タイム)』を使って新たなホール・オブ・オナー選出者のそれぞれに連絡を入れていた。この4人はその後、胸像の作成とブルージャケットのサイズを計測するためにシャーロットへと飛んでいる。
テッパーオーナーは「自分は興奮している。ファンもまた、自分と同じようになると思う。新施設ができた時にはホール・オブ・オナーたちにとって適切な場所を設けるつもりだ。そこはみんなが来てパンサーズを祝福できるような場所にしたいね」とも述べていた。
現在『NFL Network(NFLネットワーク)』で解説者を務めているスミスはNFLで最初の13シーズンをカロライナで過ごした。パンサーとして、スミスはキャッチ836回、12,197ヤード、タッチダウン67回を記録し、オールプロには2度、プロボウルには5度選出された。そんなスミスはボルティモア・レイブンズへと籍を移し、キャリアの幕を下ろしていた。
11年間のプロ生活を送ったデロームは2003年から2009年までの7年をパンサーズで過ごし、先発として53勝37敗の戦績を収めた。デロームは2003年のスーパーボウル出場を含め、パンサーズを3度ポストシーズンへと導いている。
NFLに14年間在籍したウォールズは1996年から2002年にかけた7シーズンをパンサーズでプレーし、324キャッチとトータル3,902ヤードを記録して5度プロボウルに選出されていた。
グロスは2003年から2013年にかけてそのキャリアすべてをパンサーズに捧げた。グロスは2008年にオールプロに選出され、プロボウルには3度選出されている。
パンサーズは新たなホール・オブ・オナーたちを『Twitter(ツイッター)』で紹介している。
Introducing the 2019 Hall of Honor Class:
🔹Steve Smith Sr.
🔹Jake Delhomme
🔹Jordan Gross
🔹Wesley Walls pic.twitter.com/LcRR8biDWN— Carolina Panthers (@Panthers) 2019年5月6日
『こちらが2019年のホール・オブ・オナーたちだ:スティーブ・スミス、ジェイク・デローム、ジョーダン・グロス、ウェズリー・ウォールズ』
【S】