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元チーフスHCのガンサー・カニングハムが72歳で死去

2019年05月14日(火) 12:13

カンザスシティ・チーフスのヘルメット【Perry Knotts via AP】

カンザスシティ・チーフスの元ヘッドコーチ(HC)であり、長年にわたってNFLでアシスタントを務めてきたガンサー・カニングハムが現地11日(土)に72歳で死去した。

カニングハムが2009年から2013年まで守備コーディネーター(DC)を務め、2014年から2017年にかけてはシニアコーチングアシスタントだったデトロイト・ライオンズがこの訃報を伝えた。

ドイツのミュンヘンで生まれたカニングハムは10歳の時に米国に移住し、2010年に帰化した。カニングハムはラインバッカー(LB)としてプレーしたオレゴン大学を卒業している。

カニングハムのコーチングキャリアは1969年にオレゴン大学のアシスタントから始まった。初めてNFL入りした1982年に当時のボルティモア・コルツでアシスタントを務めた後、カニングハムはサンディエゴ・チャージャーズやロサンゼルス・レイダースに所属し、1995年から1998年まではチーフスでDCを務めた。1999年にはついに、マーティ・ショッテンハイマーの跡を継いでヘッドコーチ(HC)に就任。HCとして在任した2シーズンでカニングハムは16勝16敗の成績を収めていた。

カニングハムは30年以上にわたってNFLのコーチング界の主要人物だった。カニングハムからほとばしり出るエネルギーをもう感じられないと思うと寂しいばかりだ。

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