シアトル・シーホークスが正式にバックアップクオーターバック（QB）としてジーノ・スミスを獲得した。

チームは現地15日（水）、スミスの訪問を受けた後に契約を交わしたと発表している。

2013年ドラフトの2巡目で指名を受け、プロ入り後の2年はニューヨーク・ジェッツで29試合に先発したスミスは、過去4年間にわたってバックアップQBを務めてきた。スミスは直近の2年間をニューヨーク・ジャイアンツで鉄人イーライ・マニングのバックアップとして過ごし、ロサンゼルス・チャージャーズではフィリップ・リバースのバックアップとして合計40回のパスを記録してきた。

スミスは新たに、これまでにスナップを1度も逃していないラッセル・ウィルソンのバックアップを務めることとなる。

スミスはウィルソンに次ぐ2番手の座をパクストン・リンチと争うことになるだろう。仮に両者が何度かスナップをこなすことになれば、それはウィルソンの身に何らかの非常事態が起きた場合だ。プロでの７シーズンを通じ、ウィルソンは１度も先発の座を譲ったことがない。これまでの全スナップをこなし、スーパーボウル制覇を経験したこともあるQBのバックアップとして、プレッシャーを感じずに給与を受け取るという仕事も悪くはなさそうだ。

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