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さっそく輝きを放つバッカニアーズのルーキーLBホワイト

2019年05月17日(金) 10:44


タンパベイ・バッカニアーズのデビン・ホワイト【AP Photo/Chris O'Meara】

タンパベイ・バッカニアーズの新人ラインバッカー(LB)でルイジアナ州立大学(LSU)出身のデビン・ホワイトは、2019年のドラフトにおいてトップクラスのプロスペクトとしてその能力の高さが注目を集めていた。

その能力に魅了され、ホワイトを全体5位で指名したのがバッカニアーズだった。

今週序盤のOTA(チーム合同練習)に参加したホワイトがバッカニアーズのファーストチームの中で宣伝されていた通り高い能力を見せつけるのに時間はかからなかった。

チームの公式サイトによると、アウトサイドラインバッカー(OLB)のラボンテ・デービッドはOTAの後、記者に対して「ああいうLSU出身の選手たちは何かが違うんだ。彼らは特殊なエネルギーを発しているし、独特な自信も備えている。彼みたいなのがここにいてくれてうれしいよね」と明かしていたようだ。

デービッドはまた、ホワイトについてこのようなコメントも残している。

「彼はここに来られてうれしそうなんだ。フィールドに立って、すぐさまチームに貢献する準備は万全という感じさ。初日なんて彼はもう走り回って実力を証明していたよ。練習中の第2プレーではもうインターセプトしちゃったんだからね。これはポジティブな兆候さ。彼はここで楽しそうにしているし、その力を見せてくれている。ルーキーがあんな感じで登場して実力を発揮しているなんてすばらしいことさ。だから、彼の可能性は無限大。間違いないよ」

身長約183cm、体重約108kgのホワイトがオフシーズンワークアウトの段階で周囲に感銘を与えていること自体に驚きはない。

ホワイトは2018年に132回のタックルでSEC(サウスイースタンカンファレンス)をけん引し、3回のサック、10回のクオーターバック(QB)ヒット、6回のパスブレイクアップを記録してカレッジの最終年を締めくくった。その過程でホワイトはカレッジフットボールで最も優れたLBに贈られるディック・バトカス賞を受賞している。

ホワイトはまた、NFLスカウティングコンバインの40ヤードダッシュで4.42秒というLBとしてはベストの記録を生み出しており、バッカニアーズはドラフトの前段階でホワイトとしっかりとした会合を行ってその人となりを把握していた。

インディアナポリスで行った正式なインタビューに加え、バッカニアーズはドラフト前にホワイトをチームに招待していた。

ホワイトがすぐさまプロレベルに順応したというニュースはコーチングスタッフが新しくなり、先シーズンは27位だったディフェンスを改善しようとするチームにとってポジティブなものだ。

ホワイトはディフェンス陣に類まれなる才能を注入するが、バッカニアーズは同時に、ヘルメットに緑のドットが描かれ、サイドラインのコールを中心となって受ける知性の高いリーダー気質のLBも手に入れたようだ。

今のところ、ホワイトであればその役割を担っても問題ないようだ。

ヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは16日、バッカニアーズの公式ウェブサイトを通じて「デビンはシャイじゃない。非常に目立っているし、彼についてはそういうところも好いている。デビンは今日の導入でうちのディフェンスをすばやく理解していた。そして、ディフェンスのコールの際もためらうことなく、他のみんなを配置していた」と明かしている。

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