元ライオンズのCスワンソンが引退
2019年05月20日(月) 09:09トラビス・スワンソンがプロフットボールから引退する。
現地18日(土)、フリーエージェント(FA)のセンター(C)スワンソンがデトロイト・ライオンズで4年、マイアミ・ドルフィンズで1年を過ごしたキャリアに終止符を打った。
スワンソンは『Instagram(インスタグラム)』で引退についてのコメントを残している。
「フットボールの舞台から引退することに決めた。このようなことを記すのは非常につらいことだ。それでも、エミリーと自分がまだオファーもある状態でこの場所から一緒に去って行くことに対しては、ある種の気持ち良さも感じている。結局のところ、これはエミリーと自分による家族で行った決断だと言える。娘のケンドルが生まれ、初めて対面した時、自分の心は大きく広がり、完全に優先順位が入れ替わってしまった。フットボールのことはいつだって大好きだが、親から子供への愛は他の何とも比べられない。自分は人生の22年間をオフェンシブライン(OL)マンとして活動してきた。これからもずっとそうだろう。ラインマンとしての人生を通じてたくさんの教訓を得ることができた。フットボールがテキサス州キングウッド出身の小さな少年に世界を飛び回る力を与えてくれたが、それは到底普通ではあり得ないこと。自分は本当に良いチーム、良いコーチ、良いスタジアムでプレーすることができた。ここに至るまでの過程で手を差し伸べてくれた個々人には感謝してもしきれないだろう。その1人1人に、個人的に感謝を伝えたいと思っている。出会った人たち、訪れたたくさんの場所、それらのことを今後も一生忘れることはない。エミリーと自分はフットボールを通していろいろな場所で友人たちと出会えた。これまでエミリーと自分のことを手助けしてくれたみんなには改めて感謝する。自分たち家族は、第二の人生の幕開けにわくわくしている」
スワンソンはライオンズが2014年のドラフトで3巡目に指名した選手であり、65試合に出場(53試合が先発)していた。2015年と2017年は肩と頭部の負傷によってIR(故障者リスト)でシーズンを終えていた。
先シーズンのスワンソンはドルフィンズでプレーし、負傷離脱したダニエル・キルゴーアに代わって11試合に先発していた。
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