NFLスカウティングコンバインはプライムタイムに放送へ
2019年05月23日(木) 09:30少なくともあと2年はNFLスカウティングコンバインが開催地に困ることはない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のジュディ・バティスタは、年に1度その年のNFLドラフト候補生を見定めるためのコンバインがいくつかのオプションを伴いつつ2021年まではインディアナポリスで開催される予定だと伝えている。
NFLスカウティングコンバインが現状を維持するとの発表とともに、フィールド上のドリルに関しては多少の変更が加わることが明らかとなった。テレビ放送されるドリルの部分に関しては、2020年から放送日を(現地)木曜日、金曜日、土曜日とし、午前から午後にかけた放送時間を午後からプライムタイム(視聴率が最も高いとされる時間帯)にかけての時間帯にずらすとのことだ。
リーグはNFLネットワークに対する声明の中で「われわれは常に、もっと多くの視聴者のみなさまにフットボールに触れてもらう方法を模索している。これはイベントとしてフットボールの尊厳を完璧に維持しつつも、より多くのファンに接するという目標達成を可能にしている。われわれはプレーヤーや球団にとっても確実にポジティブな経験となるようスケジュールを調整していく」と述べている。
年に一度、ドラフト指名を受ける資格を持つ候補性たちがインディアナポリスへの招待状を受け取り、メディカルチェック、チームインタビュー(公式または非公式)、身体測定、ポジションドリルを32チームの前で行う。
NFLスカウティングコンバインはまた、リーグのカレンダーを通して見ると、各球団のジェネラルマネジャー(GM)、コーチングスタッフ、選手人事部門のメンバー、NFLの代理人らが一堂に会して距離を縮める数少ないイベントの1つでもある。
コンバインではドラフト候補生たちに注目が集まるが、それから1週間程度でフリーエージェント市場が動きだすことから、その裏では別のチームビジネスが行われているのだ。
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