レイダースがGインコニートと1年契約
2019年05月29日(水) 10:50フリーエージェントになっていたガード(G)リッチー・インコニートがNFLに戻ってくる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じたところによれば、オークランド・レイダースがインコニートと1年契約を結んだという。インコニートの代理人が『Twitter(ツイッター)』でこの契約について明かした後、チームもこの動きを認めた。
レイダースのジェネラルマネジャー(GM)であるマイク・メイヨックは記者に対し「フィールドで活動に集中しているとき、彼は常に見事だった。われわれは1年の、証明するための契約を彼と結んでおり、証明とはフィールド上もフィールド外も含む。彼がその両方のエリアでやってくれるという期待がある。彼は7月に36歳になる。われわれは彼が優れたフットボールプレーヤーとなり、レフトガードの仕事を争えると思っており、同じく重要なこととして彼はフィールド外でも証明しなければならない」とコメントしている。
インコニートが最後にプレーしたのは2017年のバッファロー・ビルズで、昨年は引退を経てビルズに再加入した後、リリースされている。
インコニートはオフフィールドで複数の問題を起こしてきた。先月には自身の父の死後、アリゾナの葬儀場で逮捕され、治安を乱した罪に問われている。しかしながら、レイダースはインコニートをチームに加えることに不安はないようだ。NFLネットワークのマイク・ガラフォロによれば、レイダースはこの件に端を発するインコニートの出場停止の可能性について何らかの知らせを受けてはいないという。
インコニートのようにフィールド外で問題を抱えるプレーヤーを起用することについて尋ねられたメイヨックGMは「私は根幹の部分についてたくさん話し合った。(ヘッドコーチのジョン・グルーデンと)私は何度も根幹について話し合っている。われわれはそれを、自分たちのドラフトで強化した。結局のところ、全てをボーイスカウトでそろえるわけにはいかないし、それぞれのメンバーに対して宿題をこなしていくしかない。そして、われわれは自分たちの宿題をやったのだ」と答えている。
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