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手ぶらでボルティモアを去るDTマッコイ

2019年05月30日(木) 09:53


ジェラルド・マッコイ【Aaron M. Sprecher via AP】

フリーエージェントのディフェンシブタックル(DT)ジェラルド・マッコイは、いずれかのチームと契約を結ぶことなくAFC北地区の旅を終えた。

元タンパベイ・バッカニアーズの選手で、オールプロに選ばれたこともあるマッコイだが、現地29日(水)のボルティモア・レイブンズ訪問は契約なしに終わったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に報じている。

マッコイは先週にクリーブランド・ブラウンズを訪ねており、シンシナティ・ベンガルズやカロライナ・パンサーズからも関心を示されていた模様だ。

ラポポートは29日、マッコイはブラウンズとレイブンズの間で自身を獲得するための入札合戦を起こそうとしていたと伝えている。この競争がマッコイの望むものに至らなかった場合、つまり、タンパベイでエンダマカン・スーが受け取った1,000万ドル(約11億円)以上に及ばなければ、マッコイは3度目のチーム訪問を行い、おそらくその対象はカロライナになるだろうとラポポートはつけ加えた。

マッコイが今週中にパンサーズの本部があるシャーロットに向かうとチームのレポーターの一部が伝えていたものの、その真偽は確認されていない。

マッコイは先週、9シーズンを過ごしたバッカニアーズからリリースされていた。

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