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レイブンズがビリック元HCとDTナータをリング・オブ・オナーに

2019年05月30日(木) 12:03


ボルティモア・レイブンズのチアリーダー【AP Photo/Nick Wass】

ボルティモア・レイブンズは現地29日(水)、新たに2名がチームのリング・オブ・オナーに加えられることを発表した。

元レイブンズヘッドコーチ(HC)にして現在は『NFL Network(NFLネットワーク)』のアナリストを務めるブライアン・ビリックが2019年に、また、元レイブンズディフェンシブタックル(DT)のハロティ・ナータが2020年に栄誉あるメンバーに加えられる。

水曜日の午後に行われた記者会見にて、ビリック元HCは「このオーガニゼーションにとって、そうして手を伸ばそうとすることは、私たちにとって大きな意味を持ちます。まさにそうなのです。当時の組織の一員であったことが永遠に続くものになることを知るのは、私にとってとても大きな意味を持ちます」と語った。

ビリックは1999年から2007年にかけてチームを率い、第35回スーパーボウルでニューヨーク・ジャイアンツを退けてボルティモアにチャンピオンシップをもたらした。ビリックの元でレイブンズはポストシーズン進出を4度果たしており、ビリックはレギュラーシーズンで80勝64敗、ポストシーズンで5勝3敗をマークしてコーチとしてのキャリアを終えている。

ナータは2006年にレイブンズから1巡目指名を受けてリーグ入りし、NFLでも最高のインテリアディフェンシブプレーヤーの一人となった。ボルティモアでオールプロに2度、プロボウルに5度選出されているナータは、2015年から2017年にデトロイト・ライオンズで、2018年にはフィラデルフィア・イーグルスでプレーし、この3月にフットボールからの引退を表明していた。

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