バイキングスが元Kケイディングをコンサルタントに
2019年05月30日(木) 12:51ミネソタ・バイキングのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは2014年にチームに加入して以来、数々のキッカーが来ては去っていくのを見てきた。
チームで6年目を迎えたジマーは、ブレア・ウォルシュに代わってカイ・フォーバス、そのフォーバスに代わってダニエル・カールソンを起用し、今は4人目のキッカーであるダン・ベイリーと新シーズンに向けた準備に取り組んでいる。
一貫性のないこの状況を打開しようと、バイキングスはNFLの元キッカーであるネイト・ケイディングをパートタイムのコンサルタントに迎えたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。
『Star-Tribune(スター・トリビューン)』のアンドリュー・クラマーによれば、水曜日の午前に練習場に現れたケイディングは、フィールドゴールのユニットに特化して仕事に取り組んでいたという。
バイキングスは今、キャリアを通じたフィールドゴールのパーセンテージ9位(86.2%)を誇るキッカーの助けを借り、キッキングポジションにインプットを得ている。
ケイディングは10シーズンをNFLで過ごし、当時のサンディエゴ・チャージャーズやマイアミ・ドルフィンズでプレーする傍ら、2015年にはプロボウルに選出された。しかし、選手として十分な成功を収めているにもかかわらず、人々の記憶には2009年のディビジョナルラウンドでニューヨーク・ジェッツに敗北した際、大事な局面で決められなかったケイディングの姿が残りがちのようだ。
そんなことにはお構いなく、バイキングスはケイディングの存在が近年の苦悩に打ち勝つ助けになると期待している。
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