NFLでクオーターバック（QB）としてプレーしていたカーソン・パーマーのアリゾナ・カーディナルスでの5年間が、栄誉あるものとして讃えられる。

カーディナルスは現地4日（火）、9月29日（日）にステート・ファーム・スタジアムで行われるシアトル・シーホークス戦のハーフタイム中に、パーマーをチームのリング・オブ・オナーに迎え入れるセレモニーを実施することを発表した。

パーマーは『Twitter（ツイッター）』に投稿された動画の中で、チーム社長のマイケル・ビドウェルに「本当に光栄です」と話している。

「5年は私にとって十分ではありませんでした。もっと早くそこにたどり着いていたら、と思わずにはいられませんが、これ以上ない名誉であり、待ちきれません。アメージングです」

パーマーは2013年にオークランド・レイダースとのトレードでカーディナルスに加入。アリゾナでの5シーズンを通じて、チーム史上最高となる勝率0.642（38勝21敗1分）を記録した。

また、パーマーは1シーズンの成績としてもパッシングヤード（4,467）やタッチダウン（35回）、パサーレーティング（104.6）でチーム記録をマークしている。全てキャリア3度目のプロボウル選出を経験した2015年に達成されたものだ。さらに、パス300ヤード超えの試合数（25回）、400ヤード超えの試合数（3回）でもチーム記録を保有している。

パーマーはNFLで計15年を過ごした。2003年にシンシナティ・ベンガルズから全体1位で指名を受け、ベンガルズでの8シーズンでは2005年と2006年に連続でプロボウルに選ばれている。2011年と2012年はレイダースに所属した後、カーディナルスの一員となった。

パーマーはカーディナルスのリング・オブ・オナーの18人目のメンバーとなる。

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