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ブラウンズQBメイフィールドのパスに感嘆するWRベッカム

2019年06月06日(木) 10:15


クリーブランド・ブラウンズのオデル・ベッカム【AP Photo/Ron Schwane, File】

3日間で行われる全員参加のミニキャンプを通じ、クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムは新しいチームと新しいオフェンス、新しい環境に馴染みつつある。

何よりも、自主参加のOTA(チーム合同練習)には欠席することを選択し、その期間にスローを受けていないベッカムには、新しいクオーターバック(QB)と組むこと、そして、QBベイカー・メイフィールドの速さに慣れる必要がある。

3度のプロボウラーであるベッカムは現地5日(水)、レポーターたちに「彼にはあの腕があるから、スピードに合わせなきゃならない。彼の投球はハードで、初日に初めて彼からボールをキャッチするのは“ワオ、こいつは完全に別物”って感じだった。また9月にプレーするから、それはいいことだね」と語った。

本格的な戦いが始まるまで、2人には互いに順応するための時間がたっぷりある。メイフィールドには今から9月までの間に、ベッカムの試合運びのニュアンスをつかむ必要もあるだろう。

だが、メイフィールドがすでに元マイアミ・ドルフィンズのWRジャービス・ランドリーと信頼関係を築いていることを考えれば、メイフィールドとベッカムが何より重要な相互関係を構築したあかつきには、周囲のライバルたちはクリーブランドの苛烈な攻撃陣に備えなくてはならないはずだ。

ニューヨーク・ジャイアンツでQBイーライ・マニングのパスを受けていたベッカムはまた、メイフィールドが積極的に自らの考えを話すことを歓迎し、今の状況はこれまで馴染んでいたものとは“まったく別”だとコメントした。

「俺は正しかろうが間違っていようが関係なく、いつでも彼を支持すると自分で分かっている」と言うベッカムは次のように続けている。

「このチームに来るまで、ベイカーは俺にとって友人であり、兄弟だった。今は彼が俺のQBだ。俺はいつでも彼を支持する」

「彼は自分の考えを話している。チームのリーダーがそういう感じで、皆がそれに従うのは常にいいことだ。彼が舵を取るのなら、チームは彼を正しい道に導くためにここにいる。だけど、彼があまりにも間違ったことをするとは思えない。彼は自分の考えを話す。言論の自由さ。誰にだって自分の意見を言う権利がある。だから彼はそうしているのであって、俺は個人的にそれが気に入っている」

OTAに姿のなかったベッカムだが、2人は遅れを取り戻そうと努力し、一夏をかけて強力な関係を築こうとしている。

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