ワシントン・レッドスキンズのオフェンシブタックル（OT）トレント・ウイリアムスは契約と医療上の問題への不満から、参加が義務づけられているミニキャンプを欠席している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地５日（水）に報じたところによれば、ウイリアムスは新しい契約を望む傍ら、この春に発生した健康上の懸念に対する扱いに不満を持っているという。ウイリアムスの頭部から摘出された腫瘍は当初ガンだと考えられていたが、そうではなかったことが後に判明した。

レッドスキンズのヘッドコーチ（HC）であるジョン・グルーデンは水曜日にウイリアムスに関する報道について聞かれ「まったく見ていない。今ここにいるメンバーに集中しようとしているだけだ。トレントはわれわれがどれだけ彼を必要とし、戻ってきてほしいか知っている。私がここからできるのはそれだけ。彼と医師たちの間で起こったことについて言えば、それは彼と医師の間のこと。願わくは、すぐに解消してほしいものだ」と答えた。

グルーデンHCは潜在的な誤診やその他のウイリアムスの問題がレッドスキンズのメディカルスタッフによって起こったものだという見方を退けている。

「われわれのメディカルスタッフはいい仕事をしていると思う。フラストレーションの元になっているのは診断のタイミングだろう。私の理解では、彼はもう少し早い段階での診断を希望していたが、それを別とすればうちのドクターとメディカルスタッフはいい仕事をしてきたと思う」

オフシーズンのいずれかの段階でウイリアムスがチーム施設に戻ってくることを望むグルーデンHCだが、今のところはミニキャンプに参加している選手に集中しているという。

「今は指導しなければならない選手がたくさんいて、われわれは優れた仕事をしている。このトレーニングキャンプでたくさんの歓迎すべきことが進行しているんだ。ルーキーがやってきて、素晴らしい仕事をした。フリーエージェンシーで契約した面々も最高の仕事をし、戻ってきたベテランたちはとても熱心に練習している。私がフォーカスしているのはその部分だ。トレントはわれわれのベストプレイヤー、最高の選手の一人であり、われわれは彼が戻ることを望んでいる。だが今この瞬間は、ここにいるメンバーに応じなければならない。トレントについては適切に対応し、トレーニングキャンプに戻ってきてくれればと思っている。今は本当に多くの良いことが進行中で、何か一つのことに足止めされるつもりはないし、私にとってこの件が深刻な足止めというわけでもない」

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