デトロイト・ライオンズは夏の休暇を前にワイドレシーバー（WR）の層を強化した。

チームはWRジャーメイン・カースがライオンズの一員となったと発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、カースは1年契約で報酬は最大250万ドル（約2億7,000万円）だという。

29歳のカースとライオンズの新攻撃コーディネーター（OC）ダレル・ベベルは、過去にシアトル・シーホークスで5シーズンを共に過ごした旧知の仲だ。

過去2年間、カースはニューヨーク・ジェッツでプレーしていたが、結果には波があった。2017年は“ギャング・グリーン”のトップワイドアウトとして活躍したものの、昨シーズンはレシーブ37回で371ヤードにとどまり、14試合に出場してタッチダウンは1回と苦しんだ。

ライオンズではケニー・ゴラディ、マービン・ジョーンズ、ダニー・アメンドーラの後ろでデプスを固め、ベテランの貫禄を見せることになる。アウトサイドとスロットのどちらもプレーできるカースの能力は、来月のトレーニングキャンプでチーム入りする際の力となることだろう。ゴラディとジョーンズがこのオフシーズン中のけがで療養中であることを考えると、カースを加えて強化を図ることはライオンズにとって必要だったといえる。

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