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衝撃の決断・・・テキサンズがGMゲインを解任

2019年06月08日(土) 08:57


ヒューストン・テキサンズのブライアン・ゲイン【AP Photo/Darron Cummings】

ヒューストン・テキサンズが驚きの行動に打って出た。ジェネラルマネジャー(GM)のブライアン・ゲインと袂を分かったのだ。

チームは現地7日(金)午後、ゲインのGM解任を決断したと発表。

話題不足に陥りがちなオフシーズンの週末に、わずか2年足らずでゲインがテキサンズを離脱するという衝撃的な一報がもたらされた。

テキサンズの会長兼CEOを務めるキャル・マクネアは声明の中で「われわれのフットボール活動を徹底して評価した結果、ジェネラルマネジャーとしてのブライアン・ゲインの職務を解くことを決断した。時期は珍しいかもしれないが、ヒューストン市にチャンピオンシップに勝つチームを築き上げるという、われわれの探求を踏まえ、わが組織にとって最大の利益になると判断して今回の決断に至った」と説明。

また、同じ声明の中でテキサンズは暫定的に、フットボール管理部門の上級副社長であるクリス・オルセンがオペレーションを率いることになるとも明かしている。

まだプロセスが始まったばかりとはいえ、テキサンズにはすでに後任候補に有力者がいるのかもしれない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロによれば、ニューイングランド・ペイトリオッツの事実上のGMであるニック・カゼイロとのインタビューを要請する可能性があるという。ペイトリオッツが許可するかどうかは不明ながら、テキサンズがゲインを起用する以前に求めた際はペイトリオッツがそれを退けている。

かつて2014年から2016年まで選手人事部長を務めたゲインがGMに指名されたのは2018年1月のことだ。

ゲインがGMに就任してからはわずか1シーズンしか経験しておらず、その1年でテキサンズは11勝5敗をマーク、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区タイトルを手中に収めたが、プレーオフではワイルドカードで敗退している。

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