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イーグルスのフロントオフィスに変革、ローズマンが再びGMに

2019年06月14日(金) 09:31


フィラデルフィア・イーグルスとテネシー・タイタンズ【AP Photo/James Kenney】

ハウィー・ローズマンが公式に再びフィラデルフィア・イーグルスのジェネラルマネジャー(GM)となった。

ローズマンは2015年にフットボール運営部門副社長に就任して以来の4年間で実質的なGMの役割を果たしてきた。イーグルスは現地13日(木)、フロントオフィスのいくつかの人事異動の一環として、2010年から2014年にチームのGMを務めていたローズマンの肩書に、執行副社長と並んで再びGMの役職が加わったことを明らかにしている。

また、選手人事部門副社長だったジョー・ダグラスがニューヨーク・ジェッツのGMに就任するべくフィラデルフィアを離れたのに伴い、アンディ・ウェイドルが選手人事部長からダグラスの後任へと昇格した。ローズマンGMは次のようにコメントしている。

「アンディはスティーラーズ、セインツ、レイブンズの素晴らしいスカウティングコミュニティの中で経験を積み、われわれがジョーを起用したのと同時期にフィラデルフィアにやってきた。彼は選手人事部門アシスタントディレクターから選手人事部長へ昇進しており、選手人事部門副社長として日常的にスカウト部門を運営していく機会に真に値する。われわれはアンディの今後にエキサイトしている」

イーグルスで20シーズン目を迎えているローズマンは、サラリーキャップのコンサルタントから始まって2017年にタイトルを勝ち取るチームを構築するに至っている。大きな成功は大幅な人事入れ替えを呼ぶもので、フィラデルフィアのコーチングスタッフとフロントオフィスにもスーパーボウル制覇後にそのような状況が訪れた。チームの声明では、ローズマンの役割と責任は今後も変わらないとされている。しかし、ローズマンの下で働くスタッフの間にはいくつかの変化があった。

プロスカウティングのアシスタントディレクターだったブランドン・ブラウンは同じ部門のディレクターとなり、イアン・カニンガムはカレッジスカウティングディレクターから選手人事部門アシスタントディレクターとなっている。

「われわれの目標はコンスタントに勝利し、チャンピオンシップ争いの常連となることだ。それが実際に起こったとき、優れた人々を失うことになる。ジョー・ダグラスはわれわれのために見事な仕事をし、リーグで素晴らしい評価を得た。だからこそわれわれは彼が準備を整える必要があることを知っていたし、後継プランを練らなければならないことも分かっていたのだ」とローズマンGMは述べた。

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