QBゴフとは契約延長するとラムズHCマクベイ
2019年06月14日(金) 12:11ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクベイは、自身がどんなクオーターバック(QB)とも成功を築けるマジシャンであるため、チームがジャレッド・ゴフにカーソン・ウェンツのような高額を払う必要はないとのうわさを聞き飽きている。
マクベイHCは現地13日(木)に、ラムズがゴフとの長期契約に力を入れていないとの推測には飽き飽きだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイケル・シルバーに話した。
「それが今年になるか来年になるかは別として、彼が彼にふさわしい延長を与えられないという可能性は0%だ」とマクベイHCは主張している。
「あらゆるうわさは間違っている。ジャレッドと私はこれ以上ないくらいつながりを持っていて、われらのリーダーとして彼には最大級の感謝の念を抱いている。彼はわれわれと、われわれの成功にとって非常に重要で、欠かせない存在だ。延長はなされる。あるかどうかではなく、いつになるかの問題だ」
マクベイHCがそう力説する背景には、彼こそがQBの成功の唯一の理由であるパペットマスターであり、そうである以上、特にゴフがスーパーボウルで苦戦した後となっては、チームがゴフに3,000万ドル(約32億円)以上もの新契約を用意するのにためらっているのではないかという推測がある。
一方のゴフはラムズとの次の契約について懸念していない。健康を保ち、マクベイHCの元で毎年の改善を続ける限り、ペイデイはその視界に入っているのだ。
ゴフには新人契約があと2年残されており、その後さらに2シーズンはラムズオーナーらがフランチャイズタグを行使することが可能だ。理論上、長期契約を結ばなくともチームはゴフをあと4年は手元に置くことができる。
ラムズと言えば、ディフェンシブタックル(DT)アーロン・ダーノルドをわずかな時間、NFLで最も高額が支払われるディフェンダーにするまでに長い時間をかけたことで知られている。たとえラムズのフロントオフィスがゴフにも同じような手法をとっているとしても、マクベイHCが言うには、彼は長期的なQBを見つけたのだ。
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