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チームメイトのために賭けに勝ったベアーズキッカー陣

2019年06月14日(金) 15:04


シカゴ・ベアーズ【Scott Boehm via AP】

長い数カ月を過ごしたシカゴ・ベアーズのキッカー陣から、ようやく明るい話題が聞こえてきた。

昨シーズンにフィラデルフィア・イーグル戦でコーディ・パーキーが心痛むキック失敗を喫した後、ヘッドコーチ(HC)のマット・ナギーはチームのキッカーらにムチを打ってきた。

パーキーを放出したナギーは先月に8人のキッカーを集めた後、リストを3人にまで絞っている。その3人、クリス・ブリューイットとエリオット・フライ、エディー・ピニエイロの中から、現地12日(水)にブリューイットがカットされた。

13日(木)、全員に参加が義務づけられているミニキャンプの最終日に、ナギーHCはある賭けを行った。フライとピニエイロがそれぞれ40ヤードのフィールドゴールに挑み、どちらかのキッカーが失敗した場合、他のチーム全員が残りの練習時間でコンディショニングテストを受けなければならない。

両キッカーはこの試みを成功させ、ナギーは全員を家に返した。

「チームにコンディショニングを科すことで、キッカーたちにちょっとした熱、ショックを与えたんだ」とナギーは『ESPN』に語っている。

「彼らは2人とも、ミドルから2本の40ヤードを成功させている。彼らはもやから抜け出したね。それは良かった。だから何か歓声を聞いたなら、それが理由だ」

「クールだったのは、私は先走りして“トレーニングキャンプのスタートをダブルでいくか、何もなしで行くか?”と自問していたことだ。彼らは尻込みするだろうと思っていたが、彼らはひるむことなく、より多くを望んだ。彼らの方から最初に飛びついて“やろうぜ”と言ったのだ。それが良かった。彼らはわたしのハッタリに乗ってみせたわけだ。だが、(トレーニングキャンプに)戻るときは走っていったよ」

キッカーたちがポジティブなムードで休暇に入れたのは、シカゴにとって歓迎すべき事態だ。しかし、ナギーHCは水曜日に、夏の間にもオプションを探し続けると話している。ベアーズのキッカーたちをめぐる物語は、まだ終わっていないのだ。

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