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ラスト2分のPIレビューはオフィシャルの手に、“厳密な基準”がカギ

2019年06月14日(金) 15:47

フィールドに置かれたフットボールとグローブ【Ryan Kang via AP】

現地13日(木)、NFLは前後半ラスト2分とオーバータイムにおけるパスインターフェアランス(PI)のレビューはリプレーオフィシャルによって開始されることを公式に認めた。

水曜日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のジュディ・バティスタが報じたところによれば、協議委員会は残り時間が2分を切って以降のプレーでヘッドコーチらにチャレンジを強いないとの決定を下している。

NFLのフットボール運営部門はヘッドコーチやチーム職員、オフィシャルとの話し合いの末、今回の決定を発表。各チームは競技委員会が最終的なルールを明らかにする前に、1週間の期間でさらなるフィードバックを提供することになっている。

今回の発表の中で、リーグはリプレーオフィシャルが他のレビュー可能なプレーよりも“厳密な基準の下”でパスインターフェアのレビューを行うべく試合をストップすると述べている。すべてのパスプレーがレビューの対象となる可能性があることを踏まえれば、この“厳密な基準”がラスト2分でのレビュー件数を抑えることに期待される。

リーグの声明には「フィールド上の判断は変更を正当化する“明確ではっきりと視認できる証拠”がある場合のみくつがされる」とあった。

最終的なルールは“ヘイルメアリー”パスもパスインターフェアランスのレビュー対象になると定めているものの、“フィールド上でのプレー審判のガイドラインと一貫して”評価されるものとしている。“ヘイルメアリー”ルールに関する記述からは、リプレーオフィシャルがほぼすべてのゲームエンドのコールに対してフィールド上の審判に従うことが示唆されている。

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