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古巣よりも複雑なディフェンス陣に順応するレイブンズSトーマス

2019年06月14日(金) 16:28

アール・トーマス【AP Photo/Elaine Thompson, File】

ボルティモア・レイブンズに加わったセーフティ(S)アール・トーマスは、NFLで初めてピート・キャロル以外が率いるディフェンス陣に適応しようと努めている。

トーマスはミニキャンプ最終日だった現地13日(木)、以前より複雑なシステムでプレーすることに慣れつつあると語った。

「結局のところ、フットボールであることに変わりはない。今はとにかく専門用語とディフェンスだけだよ。ここのディフェンスはシアトルでやっていたものに比べてかなり複雑。俺たちはただいつもカバー3で走っていただけだけど、今はフライにコールがあって、俺にとってそこが一番大きい調整部分だけど、彼らの周りにいるだけで全部取り込める。彼らは俺を助けてくれているんだ。ブラザーなのさ」

トーマスがすぐにチームメイトたちに追いつき、フィールド中央をシャットダウンするボルティモアのスターセーフティになることに懸念はない。

レイブンズのコーチングスタッフがシアトルでの大部分をフィールド中央、スクリメージラインの10ヤードから20ヤードで過ごしたトーマスをどれだけ動かすかは興味深い。トーマスがずば抜けた幅を持つだけに、ディフェンシブコーディネーター(DC)ドン・マーティンデールは持続的な成功を目指してトーマスをさまざまな方法で活用することができる。

レイブンズはトレーニングキャンプまで一時の休暇に入っており、トーマスはニュージャージーでの初めてのときを楽しみつつ、プレーブックの研究を続けるだろう。

これまでのところ、新しいチームで最も目立っているのは何か問われたトーマスは“カルチャーだ”と答えている。

「俺にとって目立っているのは、たくさんのハングリーな若手だな。その周りにいれるのはいいことだね。俺はうまくグループに馴染んでいるし、特にDBルームではそうだ」

「そのカルチャーは犬のメンタリティだ。俺はそういうタイプのプレーヤーだからね」

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