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役割拡大で常時の活躍が求められるチャージャーズWRウイリアムス

2019年06月18日(火) 14:58

ロサンゼルス・チャージャーズのマイク・ウイリアムス【AP Photo/Nick Wass】

2018年のロサンゼルス・チャージャーズにとって重要な一戦で大活躍したのが、ワイドレシーバー(WR)マイク・ウイリアムスだった。

2019年シーズンが近づく今、局面を問わず活躍することが求められているのもやはり、これで以上に役割が大きくなっていくと見られるウイリアムスだ。

ウイリアムスはチームのウェブサイトにて「俺たちはタイレル(ウイリアムス/オークランド・レイダース)という大きな武器を失い、ルームにいるたくさんのメンバーがステップアップしなければならない。俺は自分が自分らしいプレーヤーだと感じているし、自分にそれができると感じている役割は変わっていくように感じるんだ。去年よりもずっとチャンスが増えるだろう。前よりも多くのボールが俺の方に来る。それが楽しみさ」と話した。

このウイリアムスが昨年に何度もチームの勝利に貢献してきたことは数字からも分かる。

ファーストダウンでのキャッチ率は83.7%と全レシーバーのトップに立つウイリアムスは、トータルタッチダウン11回とエンドゾーンでの嗅覚の鋭さも備えている。

ただし、安定性に欠ける部分もあり、キャッチ1回以下にとどまったゲームも6試合ある。一方でプライムタイムに行われるビッグゲームでの活躍として、チームが29対28で制したシーズン第14週の対カンザスシティ・チーフス戦ではシーズンハイのキャッチ7回、76ヤード、タッチダウン2回の記録も上げていた。

チャージャーズのスターティングメンバーとしてWRキーナン・アレンやWRトラビス・ベンジャミンと肩を並べようという今年、ウイリアムスには変化が必要とされている。

身長約193cm、体重約99.8kgのウイリアムスは典型的なNFLのワイドアウトであり、デプスチャートではアレンやタイレル・ウイリアムスの次に控えていた。ルーキーイヤーから2年目にかけてウイリアムスの成績は急激に上昇している。自身の発言を含めるあらゆる兆候からは、2019年はウイリアムスにとって大躍進の年になりそうだ。

ウイリアムスは「俺があのオフェンスに加わるのは3年目だ。ここに来て、プレーすることがずっと快適になっている。新シーズンにプレーを決める準備はできているよ」と話している。

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