背部に骨折を抱えて戦ったライオンズQBスタッフォード
2019年06月19日(水) 09:32チームの調子はシーズンごとに波があるものの、デトロイト・ライオンズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは何があってもフィールドから退くことはなかった。たとえ、背中に故障を抱えてもだ。
ライオンズのレポーターであるマイク・オハラは自らのポッドキャストの中で、2018年シーズン終盤にスタッフォードを苦しめていた負傷について語った。
「彼は頑丈だが、ケガを抱えてプレーしていた。実は、背部を骨折していたんだ。それは記録されている」
オハラの発言は、もう少し詳しく説明した『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによって裏付けられている。
This is true, described as tiny fractures in his back. It also helps explain what Matthew Stafford played through, something that probably keeps other players off the field and adds context to his season. https://t.co/TuLgMlJgRO
— Ian Rapoport (@RapSheet) 2019年6月18日
「これは本当で、背中の軽い骨折と表現されている。このことはマシュー・スタッフォードが何を果たしたのか、おそらくそれは他のプレーヤーをフィールド外にとどめることにつながったのだが、それを説明する一助となり、彼のシーズンにどんな背景があったのかを示すだろう」
これまで、スタッフォードの身体状況について公になっていた唯一の情報は、シーズン第13週のロサンゼルス・ラムズ戦で11回タックルされて負傷した、というものだった。その以前にはニューヨーク・ジェッツと対戦した第1週に胸部を負傷したほか、第8週の対シアトル・シーホークス戦で小さなケガを負っている。
最後の3ゲームまでなんとかラインアップにとどまり続けたスタッフォードは、連続先発記録をNFL史上6番目に長い128試合にまで伸ばした。
しかし結局のところ、2018年は10年目のベテランにとって停滞のシーズンだった。プレーオフを逃したのはスタッフォードとライオンズにとって7度目であり、スタッフォード自身はキャリア最低の3,777パッシングヤード、キャリアで2番目に少ないタッチダウン21回という数字を残し、パサーレーティングでは25位に終わっている。
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