フィル・サベージがジェッツのフロントオフィス加入へ
2019年06月19日(水) 10:08
フィル・サベージがNFLのフロントオフィスに戻ってくる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えたところによれば、かつてクリーブランド・ブラウンズのジェネラルマネジャー(GM)を務めていたサベージがニューヨーク・ジェッツの人事部門に加わる見込みだという。役職はまだ分かっていないものの、何事もなければ今週中に発表があると予想されている。
この動きによって、サベージはジェッツGMのジョー・ダグラスと再びタッグを組むことになる。2人はダグラスがスカウトのスタッフとして加わった2000年からサベージがブラウンズGM就任のために離脱した2005年までボルティモア・レイブンズで共に働いていた。今回はダグラスが責任者の立場になる。
ブラウンズからフィラデルフィア・イーグルスに移って3年を過ごした後、サベージは2012年から2018年にシニアボウルのエグゼクティブディレクターを務めてきた。サベージはこのドラフト前のイベントにおいて、有望な選手を選択して大会を運営するという重要な部分に携わっている。
昨年にシニアボウルを後にしてアライアンス・オブ・アメリカン・フットボール(AAF)に所属するアリゾナ・ホットショッツのGM就任の機会を得たサベージだったが、AAFは初年度の最終戦を待たずして休止している。
周囲を馴染みの面々で固めているダグラスGMにとって、サベージ起用は大きな意味を持つ。サベージが加わったことで、ジェッツのスカウティング部門が強化されるだろう。
ラポポートによれば、ダグラスGMはまた、評判の高いスカウトであるチャド・アレクサンダーを選手人事部長に迎え入れるという。アレクサンダーは最近ではレイブンズのプロ人事部長を務めていた人物だ。
さらに、ジェッツはインディアナポリス・コルツのアシスタントGMだったレックス・ホーガンも雇用する模様だ。
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