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レイダースが1巡目4位指名のDEフェレルと契約

2019年06月19日(水) 14:52

クレリン・フェレル【AP Photo/Darron Cummings】

オークランド・レイダースがドラフト1巡目で指名した3人のうち、最も上位の選手を確保した。

レイダースは現地18日(火)、全体4位で選択したディフェンシブエンド(DE)クレリン・フェレルと4年の新人契約を結んだと発表している。1巡目指名の選手との契約として、チームは5年目のオプションを有している。

ドラフト上位では驚きの指名と見られていたこのピックだが、レイダースはフェレルのプロとして活躍するための準備体制や、プレーヤー兼リーダーとして初日からチームに貢献できるほどの洞察力を高く評価している。ディフェンシブコーディネーター(DC)のポール・ギュンサーは先日、フェレルをシンシナティ・ベンガルズの知られざる実力派パスラッシャーであるカルロス・ダンラップにたとえていた。フェレルにはスカウトたちに衝撃を与えるような特徴はないかもしれないが、安定した生産性とあらゆる角度におけるスキルは、レイダースをトップ5以内での獲得へと動かすには十分だった。

クレムソン大学出身のフェレルは2018年にテッド・ヘンドリックス賞を受けている。これは国内でトップのDEに与えられる栄誉だ。大学4年時、フェレルはタックル55回(うち20回はフォーロス)、サック11.5回、パスディフェンス4回、フォースドンファンブル3回、ファンブルリカバリー2回(うち1回はタッチダウン)を記録し、オールアメリカンのファーストチーム、オールACCファーストチームに選出されたほか、ACCディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ジ・イヤーに選ばれている。

また、レイダースは全体27位指名のセーフティ(S)ジョナサン・エイブラムとの契約も発表。エイブラムは2018年にオールSECファーストチームに選出された。

レイダースが1巡目で指名した選手としては、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスを残すばかりとなった。2巡目で選択したコーナーバック(CB)トレイボン・ムレンもすでにチームと契約済みだ。

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