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レイブンズQBマクソーリーがパントリターナーに?

2019年06月20日(木) 10:52

ボルティモア・レイブンズのトレース・マクソーリー【AP Photo/Gail Burton】

ボルティモア・レイブンズは自分たちのテイサム・ヒルを見つけたのだろうか?

2019年ドラフト6巡目で獲得したクオーターバック(QB)トレース・マクソーリーにレイブンズが望んでいるのがそれだ。

ニューオーリンズ・セインツのQBであるヒルは馴染みのポジションのほかに、タイトエンドやワイドレシーバー、ランニングバックとしてプレーしてきた。また、キックオフとパントカバレッジ、フィールドゴールブロックユニットにも参加している。

一方、ペンシルバニア州立大学で3年にわたり先発を務めたマクソーリーはデュアルスレットのプレーヤーであり、パスで9,899ヤード、タッチダウン77回を記録したほか、1,697ヤードを走って得点を30回決めている。

レイブンズのヘッドコーチ(HC)であるジョン・ハーボーは5月に「セインツが3番手のQBと何をやったかは知っているだろう」と『ESPN』に語っている。

「われわれにもそういったことをやるチャンスがある。トレースとね。彼はスペシャルチームとしてもプレーできるだろう。やればもっとできる。役割のある選手が望ましく、彼はわれわれにとって大きな役割を持つ可能性のある選手だ」

レイブンズはマクソーリーと、ヒルが2018年にプレーしていないポジションのテストまで行っている。すなわち、パントリターナーだ。マクソーリーはここ数週間のレイブンズのOTA(チーム合同練習)やミニキャンプを通じて、パントリターンの練習に参加してきた。

マクソーリーはレイブンズのポッドキャスト『Final Drive(ファイナル・ドライブ)』で「僕にとっては新しいチャレンジって感じだった。これまで全くやったことがないようなね」とコメントした。

「だから、そういうことをやって学び、これまで自分がフィールド上でやってきたのとは別のやり方で自分の力を証明し、インパクトを残すのはおもしろかった」

「当然、最初の何回かは特にアップダウンがあったけれど、うまくいっている。自分にできることは何でも、特にチームのスペシャルチームの部分なんかを楽しみにしているよ。そこで自分の力を証明したい」

レイブンズがマクソーリーと何をやるにしても、新しいことになりそうだ。2年目のラマー・ジャクソンが確固たる先発QBだが、だからといってマクソーリーがフィールドに登場しないわけではない。

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