スティーラーズの現オフェンス陣にエキサイトするQBロスリスバーガー
2019年06月20日(木) 12:19去っていた選手たちについての質問にはもう答え終わったことを願いたいピッツバーグ・スティーラーズにおいて、クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーは今もチームにいるプレーヤーたちが何をもたらすかに焦点をあてることを望んでいる。
週末にユースフットボールキャンプを行った“ビッグ・ベン”ことロスリスバーガーは、今ブラックとイエローを身にまとっているメンバーに胸踊らせていると語った。
「エキサイトしている。今の僕らが持っているものに、本当にエキサイトしているんだ。たくさんの練習をしている。それが必要なんだ。チームとしての努力が必要だ。持てるもの全てをつぎ込んで、どうなるか見てみるつもりさ。未来を予測することはできないけれど、僕らが自分たちの全力を尽くすことは予言できる」
ワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンとランニングバック(RB)リビオン・ベルはチームを去ったが、ビッグ・ベンは残りもののみそっかすとともにプレーしているわけではない。ジュジュ・スミス・シュスターが本格的なナンバー1レシーバーであり、健康状態を保っているジェームズ・コナーなら脅威的なランナーとなるだろう。バンス・マクドナルドはブルドーザーのようなタイトエンド(TE)にして信頼できるターゲットで、フリーエージェントのレシーバー、ドンテ・モンクリーフはオフシーズンのチーム施設で称賛を受けており、一貫性とフィジカルな面でのタレントをついにまとめあげるかもしれない。ライアン・スウィッツァーは敏いスロットであり、もうビッグ・ベンの信頼を勝ち取ったようだ。また、2年目のWRジェームズ・ワシントンやルーキーのディオンタエ・ジョンソンがプレーメーカーになっても驚きではない。
ブラウンとベルの後釜を据えるのは言うほど簡単なことではないが、ロスリスバーガーのようなプレーヤーが中心にいる限り、たとえ爆発的とは言えないにしても、スティーラーズのオフェンス陣に問題はないだろう。ディフェンスが追いついてくれば、ピッツバーグがプレーオフ争いに残ることも可能だ。
新たな若いプレーヤーたちを信頼する傍ら、ビッグ・ベンは劇的なところがなくなった今季のスティーラーズを満喫しているようだ。
「ここ数年はちょっとクレイジーだった。多分、これまで扱ってきたもの以上にね。いわば通常の状態に戻ったのはいいことだ」
その正常な状態が勝利につながるか否かは、シーズンが始まってから分かることだ。
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