WRビーズリーはビルズの安全弁だとQBアレン
2019年06月20日(木) 15:05バッファロー・ビルズはこのオフシーズン、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがルーキーシーズンに手を焼いたショートゲームを改善すべく、スロットレシーバーであるコール・ビーズリーに目をつけた。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』とのインタビューの中で、アレンは安定してオープンになり、すぐに助けてくれる信頼できるスロットのワイドアウトを持つことについてこう語っている。
「大きいよ。特に僕たちがやっているようなタイプのオフェンスではね。ニューイングランド(ペイトリオッツ)が長い間ジュリアン・エデルマンを抱えてきたのが良い例で、トム(ブレイディ)は彼を信頼し、彼がどこにいるのかを知っている。彼のボディランゲージを知っているんだ。僕らがペイトリオッツと似たようなオフェンスをやっているのは何の秘密でもないし、僕らも誰かをかわしてフィールドを得られるようにスロットのメンバーを活用したい」
ビーズリーは練習場での時間を逃してきたにもかかわらず、積極的な役割を担っていたとアレンは言う。
「コールは僕にさかんに話しかけてきた。彼が好むことや嫌いなこと、僕が好きなことや嫌いなこととか、お互いにアイデアをぶつけ合うのは素晴らしいよ。彼はうまいスロットで安全弁なんだ」
昨シーズンのアレンには安全弁となってくれる存在がなかった。それが、アレンがショートからミドルのトスで苦戦した理由の一つだ。バッファローは再編を経て今はサイズよりスピードが勝る傾向のあるレシーバー陣が、アレンが2年目の飛躍を遂げる支えとなることに望みをかけている。
コアマッスルの手術を行ったビーズリーは新チームでのオフシーズンワークアウトのほとんどを逃している。だが、アレンはビーズリーがトレーニングキャンプへの準備を整えている限り、相性について心配していないと述べた。
「全然心配していない。これはOTAだよ。本格的に始まるのはパッドをつけるトレーニングキャンプから。そこから少し状況が速くなって、全員がもう少し調整していく。動きだすのはそこからさ」
2年目のアレンが事態を動かし始めることが、ビルズのプレーオフ進出に向けた動きのカギになるだろう。
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