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チャージャーズでキャリアを終えたいとRBゴードン

2019年07月15日(月) 10:58

ロサンゼルス・チャージャーズのメルビン・ゴードン【AP Photo/Charles Krupa】

ランニングバック(RB)メルビン・ゴードンは二つのことをはっきりさせたいと望んでいる。一つは新契約を結ぶこと、もう一つはそれをロサンゼルス・チャージャーズで果たすことだ。

プロボウルに選出されたRBであるゴードンは先日、チームに新契約を要請すると同時に、それがかなわなければトレードを要求し、トレーニングキャンプも欠席する構えだと伝えていた。現地13日(土)にゴードンは改めて新契約を望んでいることを強調し、特にそれは自分がNFLで唯一知るチームでなければならないと語った。

週末にダラスで開催されたスポーツコンベンションの場で、ゴードンは「俺はチャージャーズで終わりたい」と話している。

「つまり、あそこが俺のホームなんだ。ここにとどまって、チャージャーズに戻りたくない、などと言う感じではない。俺にチャンスを与えてくれたチームだ。彼らが俺の人生を変えた。全32チームの中で、俺を呼んだのがあのチーム。そのことを忘れるわけにはいかない」

「だけど、もう言ったように、ここは俺がアドバンテージを取る必要がある機会でもある。俺は稼ぎたい。そういうものさ。チャージャーとして終わりたいし、それが目標。俺はチャージャーとして終えたいんだ」

26歳のゴードンは新人契約の最終年である5年目に560万ドル(約6億400万円)を受け取る見込みだ。この数字はRBの中で11位となっている。3シーズンでプロボウルに2度選出されたゴードンは、昇給がすぐそこで待っていると信じている。

チャージャーズのキャンプが始まる24日(水)にゴードンが現れなければ、労使協定による罰金を科されることになる。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは交渉の現状を踏まえ、ゴードンがホールドアウトする“可能性が高い”と報じていた。

「人に言うんだが、RB以外で一番ハードなポジションはクオーターバックだ。それが唯一さ。あまりにも多くのことを知っておかなければならないからね。それ以外では、RBがフィールド上で次にハードなポジション。それにふさわしい報酬であるべきだ」

チャージャーズがどう考えているかについては、これから数週間で見えてくるだろう。

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