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DTジャレットとファルコンズが約73億円の4年契約

2019年07月16日(火) 10:05

アトランタ・ファルコンズのグレイディー・ジャレット【AP Photo/Danny Karnik】

ディフェンシブタックル(DT)グレイディー・ジャレットが期限ぎりぎりで長期契約を手にした。

アトランタ・ファルコンズとジャレットが現地15日(月)に6,800万ドル(約73億4,000万円)の4年契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。この契約では4,250万ドル(約45億8,000万円)が保証されているとラポポートはつけ加えた。

デッドラインがアクションを促すのはNFLではよくあることだ。ファルコンズとジャレットの契約が成立したのは、フランチャイズタグを付与された選手が複数年契約を結ぶ期限である15日の現地16時まであと1時間もないタイミングだった。

後にファルコンズもこの契約を認めている。

ファルコンズのジェネラルマネジャー(GM)であるトーマス・ディミトロフは「シーズン終了後から言ってきたように、グレイディーとの契約を完了することは優先事項であり、今日、それを成し遂げることができてうれしく思っている。グレイディーはわれわれの組織にとって不可欠な存在であり、これからの長い年月でともに前進していくのを楽しみにしている」とリリースで述べた。

ジャレットは4月に1,520万9,000ドル(約16億4,000万円)のフランチャイズタグにサインしており、そこから長期的な契約を目指して取り組んできた。

4年間の平均額にあたる1,700万ドル(約18億3,000万円)はディフェンシブラインマンとしてはアーロン・ドナルドとフレッチャー・コックスに次ぐ額となる。

ジャレットの契約が片付いた今、ファルコンズはワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズの要望に注意を向けることになるだろう。ジョーンズの契約が2年残っていることから、ラポポートはこちらの交渉には“しばらくかかる”可能性があると指摘している。

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