ニュース

まだ力は発揮できるとブロンコスQBフラッコ

2019年07月19日(金) 12:40

デンバー・ブロンコスのジョー・フラッコ【AP Photo/David Zalubowski】

クオーターバック(QB)ジョー・フラッコはその人生を中部大西洋沿岸地域で過ごしてきた。

ニュージャージーで育ったフラッコはペンシルべニアとデラウェアの大学に通い、ボルティモアにドラフトされた。だからこそ、デンバー・ブロンコスでの新たなチャンスは、12年目を迎えるフラッコに新しいモチベーションを与えている。

「自分の中にはまだまだ力があると思う。11年のキャリアで自分が見せてきたものを大きく超えることができると感じている。そのことにわくわくしているんだ」とフラッコは語った。

11年のキャリアにおいて、フラッコはスターとしての輝きを時にひらめかせながらも不安定さを見せてきた。プロボウルに選出されたことはないものの、ポストシーズンでは10勝5敗を記録し、第47回スーパーボウルのMVPとなっている。

中部大西洋沿岸地域で34年を過ごしたフラッコが、新しいスタートを切る。しかし、移動だけで自分が活性化するという考えはフラッコにはなく、とにかく力を証明する必要があるという。

「ここにくることで一つのエネルギーがあるし、この新チームに加わること、そしてもう一度先発QBになるチャンスに興奮を感じている。それは決して保証されているものじゃないと思うけどね」

先シーズン、フラッコは新人ラマー・ジャクソンを先発に据えたボルティモア・レイブンズでベンチに下がっていた。今や明確なナンバー1スターターとしてブロンコスのトレーニングキャンプ入りしたフラッコは、現地18日(木)に始まった練習において、ファーストチームのすべてのドリルに参加している。

ブロンコスのワイドレシーバー(WR)エマニュエル・サンダースは練習後、「フラッコはボールの扱いがうまい。俺たちはうまくいくと思う。彼のスピンのさせ方とかが好きだし、俺は彼を“プリティー・ボーイ”フラッコと呼んでいる。それが彼の名前さ。彼はとにかく順調だよ」と語った。

【A】