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シーホークスDLリードが6試合の出場停止

2019年07月23日(火) 10:07

シアトル・シーホークスのジェイラン・リード【Kevin Terrell via AP】

シアトル・シーホークスはディフェンシブラインの重要なピースが欠けたまま2019年の戦いを開始する。

ディフェンシブライン(DL)のジェイラン・リードが2017年のはじめに女性から暴力を申し立てられたことに起因する個人行動規定違反で6試合の出場停止処分を科されたと、現地22日(月)にリーグが発表した。リードはこの件で起訴も逮捕もされていない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、リードの上訴は金曜日の午前中に棄却されたという。

リードは4月にスポーツヘルニアの手術を受けており、トレーニングキャンプに向けて順調に準備を整えている様子だった。

今回の処分はリードの活躍を期待していたシーホークスにとって大きな打撃となっている。リードは2018年に前述の身体的問題を抱えながらも、レギュラーシーズン16試合に先発してサック10.5回、タックル50回を記録してブレイクしていた。

2016年ドラフトの2巡目で指名されたリードは新人契約の最終年に入っており、延長の候補に数えられていた。今回の措置によってそのプランに変更があるかは、今後分かってくるだろう。

オフシーズンにフランク・クラークをトレードに出したシーホークスは、ポケットをプッシュする力としてリードとプーナ・フォードを頼りにしつつ、アウトサイドからは1巡目ピックのL.J.コリアーら若手によるプレッシャーを想定していた。これらのプロットは少なくとも6試合の間、棚上げとなる。

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