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レッドスキンズLTウィリアムスはキャンプ不参加か

2019年07月23日(火) 11:41

ワシントン・レッドスキンズのトレント・ウイリアムス【AP Photo/Phelan M. Ebenhack】

ワシントン・レッドスキンズにおけるトレント・ウィリアムスをめぐる状況は解決からほど遠い。

レッドスキンズのレフトタックル(LT)であるウィリアムスは6月に実施されたミニキャンプをスキップしており、トレーニングキャンプもホールドアウトする構えだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートは現地22日(月)、複数の情報筋の話を元に、今の時点ではウィリアムスが水曜日にトレーニングキャンプでチームメイトらに合流する見込みはないと“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)”で伝えた。

ウィリアムスの問題は、今年春に発生した健康上の懸念に起因する。ウィリアムスの頭部に除去する必要のある腫瘍が見つかったのだが、チームのヘッドコーチ(HC)ジェイ・グルーデンはウィリアムスがミニキャンプを欠席した際、チームの医師がもっと早く腫瘍を発見しなかったことにウィリアムスが憤っていることを示唆していた。

すべてを照らし合わせ、ウィリアムスが契約の改定を求めているだろうとラポポートは報じている。

もしウィリアムスがトレーニングキャンプの場に現れず、そのままレギュラーシーズンに突入するとしたら、レッドスキンズのオフェンシブラインには大穴が開くことになる。31歳のウィリアムスはNFL全体を見てもトップのオフェンシブタックルの一人であり、代役候補である元ニューヨーク・ジャイアンツのエレク・フラワーズへのダウングレードによる下げ幅は大きい。

ラポポートはまた、すべての準備を整えるには、ウィリアムスの頭部にはまだ踏むべき手順が残っている可能性があると付け加えた。さらに、フィールド復帰に医師の許可が必要だろう。問題の深刻性を考えれば、いつ現場に復帰するにしろ、ウィリアムスへの出場許可は決して当たり前のことではないかもしれない。