カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ（HC）であるアンディ・リードは現地23日（火）、ワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルがチームに戻ってくることに“安心”していると語った。

リーグは先週金曜日に、ヒルが個人行動規範を違反したとは結論付けないこと、および、出場停止処分を科さないことを発表している。

この裁定が明らかになってから初めて公の場でコメントするリードは「タイリークのことを話そう。ホットトピックだからね。法的措置という部分では、声明が出されている。チーフスによる声明もある。タイリークも声明を出しており、それらを踏まえ、われわれはタイリークがここに戻ってくることにもちろん安心している」と述べた。

「われわれはタイリークがここに戻ってくることに安心している。彼がここにきて、彼の愛することをする機会を得るのを楽しみにしている」

「彼には自分のやることで生じる義務があり、そのすべてに足を踏み入れる気はない。だが、われわれ全員が、特にあなた方に言えることだが、われわれの手にある声明はすべて読んだ。われわれはタイリークを信じており、ここでポジティブに前進していくつもりだ」

2019年NFLドラフトの初日に息子のケガに関する会話を収めた音声が公開されてから、ヒルはチームに関連するすべてのアクティビティへの参加が禁じられてきた。ドバイの空港で交わされた会話では、婚約者のクリスタル・エスピナルさんはヒルを”恐れる“べきだとヒルが言う場面もあった。

NFLは金曜日に、ヒルは「臨床上の評価や治療的介入を含む、地方裁判所、グッデルコミッショナー、およびチーフスが表明する条件下に置かれる」としている。

リードはOTA（チーム合同練習）や6月に実施されたミニキャンプを含め、ヒルが不在の間はまったくコンタクトがなかったと記者に明かす一方、金曜日に発表があって以来は連絡をとっていたという。

「個人的に、彼と電話で話す機会があった。かなりの時間を彼と過ごしたんだ。彼は戻ってくることを望んでいるし、自分に必要なことをやりたいと思っている。父であること、そして、ここでプレイヤーであることをだ。だから、彼はその部分をとても意識している」とリードは語った。

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