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ドラフト2位のDEボサと3位のDTウィリアムスが新人契約

2019年07月26日(金) 12:19


サンフランシスコ・49ersのニック・ボサ【AP Photo/Tony Avelar】

4年前の兄の状況とは異なり、ニック・ボサがトレーニングキャンプの開幕を逃すことはない。

サンフランシスコ・49ersが全体2位で指名したディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサが新人契約に原則として合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。

ボサが1巡目指名選手であるため、契約はチームに5年目のオプションがある4年契約となる。

49ersは現地26日(金)にトレーニングキャンプに向けて集合する。

兄のDEジョーイ・ボサがサンディエゴ・チャージャーズ(当時)のトレーニングキャンプをホールドアウトするという経緯があったため、チームと選手が妥協点を見いだせなければ、年少のボサも同じ行動に出るのではないかとの見方があった。木曜日の一報がそういった見方を払拭しており、これからは2人のフィールド上でのプレーが比較対象になるだろう。

49ersは木曜日に2巡目指名のワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルとも契約合意に至っている。

また、ニューヨーク・ジェッツは1巡目で指名したディフェンシブタックル(DT)クイネン・ウィリアムスと契約を結んだ。ラポポートによれば、ウィリアムスのサインボーナスの25%は2年目まで据え置きされるという。この数字はジェッツとウィリアムスの代理人の話し合いの論点になっており、ウィリアムスがキャンプ序盤を欠席するに至っていた。

これらの動きにより、2019年ドラフトで指名された選手たちは全てルーキー契約を結んでいる。

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