タッチ数を維持しつつRBマカフリーのプレーを減らしたいパンサーズ
2019年08月01日(木) 09:42カロライナ・パンサーズは2019年にスターランニングバックのプレーを制限しようと考えているものの、タッチ数は維持したいという。
昨シーズン、ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーはオフェンシブスナップの91.3%でフィールドに存在し、これはリーグをリードする数字だった。パンサーズはマカフリーがフィールドにいる時間を減らそうとしているが、タッチ数は維持することを希望している。
ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは現地31日(水)、『The Athletic(ジ・アスレチック)』に「目標は彼のプレーを減らすことだが、彼のタッチを奪い去るつもりはない。われわれはボールがクリスチャンの手にあることを望んでいる。フィールドにいるときに、彼がおとりになったりする必要はない。ならば最高のあり方を見つければいいだろう? それがノルブ(攻撃コーディネーター/OCのターナー)のやりたがっていることだ」と述べている。
マカフリーは他のどのRBよりも多くフィールドにいるものの(スナップ965回)、タッチ(326回)ではエゼキエル・エリオット(381回)やセイクワン・バークリー(352回)に次ぐ3位となっている。
2017年の1巡目指名選手だったマカフリーは、本人によればわずかだというにしろ、明らかに筋肉量を増やしている。その理由の一部は、2018年にこなしてきたスナップ量にあるだろう。
「試合を通してそこにいられるように準備している。去年はずっと素晴らしい感覚だった。オフシーズンもずっと良い感触。今もすごくいい感じだ」
「毎オフシーズンの目標はできるだけ早く準備を整え、健康状態を保つこと。今のところ俺はちょうどいいウエイトになっている。だから、ここを元にとにかく健康を維持し、爆発力を保っていく」
タッチの数をキープできるのであればフィールド上にいる時間を減らすことで、パンサーズはマカフリーの目標達成を支えようとしている。
「彼は常に私に言っている。“コーチ、うちが1,000回プレーするなら、俺は1,000回プレーしたい“とね。彼はフィールドを離れたくないんだ。だが、彼が良きフットボール選手であるようにするためには、スマートでなくてはならない。いつ彼が出ているかについては、賢明でなくてはならないのだ」とリベラHCは述べた。
【A】