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レイダースHC、WRブラウンの足の負傷に不機嫌な沈黙
2019年08月09日(金) 11:08![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2019/08/04131921/AP_19162821229467.jpg)
オークランド・レイダースのヘッドコーチ(HC)ジョン・グルーデンは先週、スターワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンとパーティーを始められないことに落胆していた。ブラウンのケガの原因は低温治療室で足を適切に防護していなかったことだと報じられる中、グルーデンHCはそれについて何もコメントしていない。
グルーデンHCはただ、ブラウンの凍傷に腹を立てている様子だった。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、グルーデンHCは現地8日(木)、報道陣に「彼の足の性質については触れるつもりはない。とにかくなしだ」と述べたという。
ブラウンと引き換えに複数のドラフト指名権をピッツバーグ・スティーラーズに渡し、選手本人とは5,000万ドル(約53億円)の契約を結んだとあれば、グルーデンHCが不機嫌になるのも無理はない。これまでのところ、オールプロのWRであるブラウンはレイダースのオフシーズンおよびプレシーズンの練習にほとんど参加していないのだ。
当初、トレーニングキャンプ開始時にNFI(ノンフットボール故障者)リスト入りしていたブラウンが今頃にはプレー可能になると想定していたグルーデンHCだが、ブラウンは今も日々の経過観察が必要な状況となっている。
そんなブラウンを残して、レイダースのパーティーはすでに始まっている。プレシーズン初戦でサンフランシスコ・49ersと対戦しているレイダースは、足を負傷したガード(G)ゲーブ・ジャクソンも欠くことになるかもしれない。ジャクソンは練習場をカートで後にしていた。
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