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QBアーロン・ロジャースの獲得に向けて「すべての兆しが良好」とスティーラーズ社長

2025年04月02日(水) 10:20


ニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャース【Brooke Sutton via AP】

砂時計の砂が落ち続けるように、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのピッツバーグ・スティーラーズ移籍に関する進展がないまま時間だけが過ぎている。

スティーラーズの社長を務めるアート・ルーニー二世は現地1日(火)に年次リーグミーティングの場で、将来の殿堂入りが確実視されているロジャースの獲得に向けた取り組みに段階的に進展があると述べ、フリーエージェント(FA)のロジャースがチームに加わる可能性が高まっていることを示唆した。

『ESPN』のブルック・プライヤーによると、ルーニー二世は「彼が私たちの方に向かっているという話は繰り返し聞いている。そして、今のところはすべての兆しが良好だ」と述べたという。

確かに良好ではあるものの、決定が下されたわけではない。ルーニー二世はロジャースとチームが初めて面談してから2週間近くが経った今、予想以上にプロセスが長引いていることを認めた。

「こんなに時間がかかるとは思っていなかった」とルーニー二世は話している。

スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは日曜日に、ロジャースとスティーラーズが決定を下すための“期限はない”と語った。しかし、砂時計の中の砂は限られている。スティーラーズはロジャースの決断をいつまでも待つつもりはない。

「永遠ではないが、もう少しだけ」とルーニー二世は火曜日に述べた。

意味深な動きは他にもある。ロジャースがワイドレシーバー(WR)D.K.メットカーフと投球セッションを行ったこともその1つだ。ルーニー二世はそれも契約の可能性を示す“良い兆候”であることを信じていると語った。

41歳のロジャースはキャリア最初の18シーズンでグリーンベイ・パッカーズに所属し、その後の2シーズンをニューヨーク・ジェッツで過ごしてきた。昨季は2023年シーズンの初戦で見舞われたアキレス腱(けん)のケガから復帰し、全17試合に先発出場したものの、ロジャースとジェッツは大半で苦戦し、5勝12敗でシーズンを終えた。

一時はミネソタ・バイキングスとロジャースが契約するのではないかと考えられていたが、現在は、来季の先発は2024年ドラフト1巡目指名を受けたJ.J.マッカーシーが務める可能性が高いと見られている。ジェッツから放出されて以来、ロジャースが今オフシーズンに他のチームと話したかどうかは明らかになっていない。

一方、スティーラーズは今オフシーズンにラッセル・ウィルソンとジャスティン・フィールズのコンビを手放し、現時点でロースターに登録しているクオーターバックは2人のみとなっている。それは、今オフシーズンに再契約したメイソン・ルドルフと、1月にフューチャー契約を締結したスカイラー・トンプソンだ。

ドラフトまで約3週間となり、オフシーズンプログラムの開始も迫る中で、スティーラーズはロジャースの決断を待ち続けている。その決断が下される前に、すべての砂は落ち切ってしまうのだろうか?

【RA】