DEカライス・キャンベルがカーディナルスと契約、18年目も現役続行へ
2025年04月02日(水) 09:31
ディフェンシブエンド(DE)カライス・キャンベルが18年目のシーズンに向けて復帰する――そして、すべてが始まった場所に戻ることになった。
現地1日(火)、キャンベルがアリゾナ・カーディナルスと最大750万ドル(約11億2,325万円)に上る1年550万ドル(約8億2,386万円)の契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報道。カーディナルスはこの1年契約について発表し、キャンベルは2008年にドラフトされたチームに正式に戻ることとなった。
今回の契約により、6回のプロボウル選出とキャリア通算110.5回のサック数を誇るキャンベルが引退するかどうかについての議論にも終止符が打たれる。キャンベルはマイアミ・ドルフィンズでの1シーズンを経てアリゾナに向かう。
38歳のキャンベルは再編されたカーディナルスのパスラッシュを強化することを目指している。カーディナルスはディフェンシブタックル(DT)ダルヴィン・トムリンソンやアウトサイドラインバッカー(OLB)ジョシュ・スウェットを獲得し、OLBバーロン・ブローイングと再契約した。2024年ドラフト1巡目で指名されるもケガでルーキーシーズンの大半を欠場したDEダリウス・ロビンソンもまだチームにとって新しい存在であり、経験豊富なキャンベルから多くを学ぶことができるだろう。
キャンベルはこの数年間、移動を繰り返してきたが、今回はなじみのある場所に戻る。
キャンベルのキャリアはカーディナルスで始まり(2008年から2016年、プロボウル2回)、ジャクソンビル・ジャガーズ(2017年から2019年、プロボウル3回)、ボルティモア・レイブンズ(2020年から2022年、プロボウル1回)、アトランタ・ファルコンズ(2023年)を経て、昨季はドルフィンズに所属していた。
これまでの数年間、シーズン開幕前に引退を検討していたキャンベルは、おそらく来年の今頃も再び引退を検討するだろう。
今のところ、キャンベルは順調にキャリアを続けている。
プロフットボールの殿堂の2010年代オールディケイドチームの一員となったキャンベルは、2019年にウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2024年はNFLPA(NFL選手会)アラン・ページ・コミュニティ賞を獲得した。
261試合に出場(うち242試合に先発出場)し、5試合以上を欠場したシーズンが1度もないキャンベルは、耐久性の模範となっている。キャンベルはキャリア通算でタックル917回、クオーターバック(QB)ヒット266回、フォースドファンブル18回、ファンブルリカバリー13回を記録してきた。
キャンベルは2008年NFLドラフト2巡目でカーディナルスから指名された。ルーキーシーズンにはスーパーボウル出場を果たし、2回のタックルを記録したが、ピッツバーグ・スティーラーズに敗北。新人時代は先発数もサック数も0回だったが、それは未来を暗示する兆候ではなかった。
キャンベルはその後の8シーズンでカーディナルスの先発メンバーとして不動の地位を築き、プロボウルに選出されるディフェンシブエンドへと成長を遂げた。カーディナルスでは通算56.5回のサックを記録し、フランチャイズ記録で4位につけている。
今後はカーディナルスに戻り、自分と3歳しか違わない41歳のヘッドコーチ(HC)ジョナサン・ギャノンの下でプレーする見込みだ。
キャンベルは依然として素晴らしい活躍を見せている。過去2シーズンはいずれも全試合に出場し、2024年シーズンはドルフィンズでタックル52回、サック5回を記録。精彩を欠いていたドルフィンズ守備陣の中で際立ったパフォーマンスを何度も発揮した。ドルフィンズは昨シーズン終盤、優勝候補のチームと契約するチャンスを与えるためにキャンベルを放出することに前向きだと報じられていたが、ポストシーズン進出の望みがシーズン第18週までなんとか保たれたため、キャンベルはサウスビーチに残った。
『NFL.com』の2025年トップ101フリーエージェント(FA)リストで34位とされていたキャンベルは、複数のチームから声をかけられていたが、最終的にはアリゾナに戻ることを決意している。
【RA】