ビルズの元ラグビー選手ウェイドが65ヤードを駆け抜けてタッチダウン
2019年08月10日(土) 06:52バッファロー・ビルズの競争が激化するバックフィールドにクリスチャン・ウェイドが飛び込むことになるかもしれない。
現地8日(木)に行われたインディアナポリス・コルツ戦の第4クオーターに、イギリス出身で元ラグビープレーヤーだったウェイドがこれまでに培ってきた能力を発揮し、トップスピードに乗ってからは敵を寄せ付けずに65ヤードを疾走してエンドゾーンに飛び込んだ。試合は24対16でビルズが勝利している。
フランク・ゴアを筆頭に、レショーン・マッコイ、ウェイドと同じくプレシーズン初戦で印象を残したルーキーのデビン・シングルテリーらがひしめくビルズのバックフィールドにおいて、ウェイドがロースター入りを確実にするためにはプレシーズン中のさらなる活躍が求められるのは間違いない。
今回のように、誰からも触れられることがなければ、この疑問も杞憂に終わるかもしれないが、木曜日の試合はわずか1キャリーにとどまっているため、ウェイドにNFLのタックルを跳ね返す能力や切り抜ける能力があるかどうか、公正な判断は難しい。
2017年に開始したインターナショナル・プレーヤー・パスウェイ・プログラムは米国外のアスリートたちにNFLでのキャリア構築を促す新たな道筋となっている。チームはトレーニングキャンプを通じて指定されたインターナショナルプレーヤーたちを90人ロースターとは別枠で加えることが可能で、シーズン中も練習生(プラクティススクワッド)として追加でスポットを設けることが可能だ。ただし、このようなプレーヤーはシーズン中に練習生からアクティブ登録される権利を有してはいない。
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