しばらくはフィラデルフィア・イーグルスが新たにクオーターバック（QB）を補強することはないようだ。

イーグルスはネイト・サッドフェルドが負傷中ではあるが、ヘッドコーチ（HC）ダグ・ペダーソンは現地10日（土）、コーディ・ケスラーとクレイトン・ソーソンの2人のバックアップQBとともに歩んでいくという自らのスタンスを繰り返した。

「クオーターバックのポジションについてはそれほど話すことがない」と報道陣に語ったペダーソンは「今いる2人にとても満足している。もちろん、この先数週間にわたって彼らは練習で多くのことに取り組んでいく。わがフットボールチームの他のポジションと同じようにね。デプスチャートに追加が必要だったり、その必要性が浮上したりすればそうするが、現時点では今いるメンバーに自信を持っているし、このまま進む」と付け加えている。

イーグルスのプレシーズン初戦で負傷したサッドフェルドは9日に骨折した手首の手術を受けた。ペダーソンはサッドフェルドの復帰に向けた正確なタイムラインに言及することを拒んだものの、シーズン絶望となるケガではないと主張し、チームに「すぐに戻ってくる」と話している。

ただ、サッドフェルドがシーズン開幕戦に間に合わず、さらに負傷した場合のチームのプランについて問われたペダーソンは言葉に詰まった。

「そういったあらゆることを考えていかなければならない。まだ時間はある。決断を下す必要があるまで、キャンプも3週間ある。確かに、近づいてくればそういった決断も下さなければならないだろう」

また、ペダーソンには今のところカーソン・ウェンツのプレシーズンプランを変更する予定はないようだ。

「プランは今日を乗り切り、この練習を乗り越え、今日の練習を評価すること。明日のことは明日のことなので心配はしていない」

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