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レイダースWRブラウンのヘルメットに関する抗議は却下

2019年08月13日(火) 09:45

オークランド・レイダースのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Jeff Chiu】

現地12日(月)、オークランド・レイダースのスターワイドレシーバー(WR)であるアントニオ・ブラウンが自身のヘルメットについて行っていた抗議が裁定人によって却下されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。

昔のヘルメットを着用する望みをかけてヘルメット規制に抵抗してきたブラウンだが、見込みの低い異議申し立てがないかぎり、今季はNFLが承認したヘルメットを使用しなければならないという。

NFLが命じるヘルメットの着用をブラウンが拒絶した場合、競技に参加できず、報酬の支払いを受けることもできない。

最初に裁定人の判断を報じたのは『USA Today(USAトゥディ)』のマイク・ジョーンズだった。

裁定に関する報道を受け、ブラウンは月曜日に『Twitter(ツイッター)』でこう述べている。

「裁定人の判断には賛同できないけれど、体の状態を完全に取り戻そうと努力しているし、フィールドでチームメイトに合流できるのを楽しみにしている。(凍傷を負ったとされる)足のことはあるけれど、このシーズンにエキサイトしているんだ!」

ブラウンはレイダースのトレーニングキャンプの大部分に参加しておらず、土曜日に行われていたロサンゼルス・ラムズとのプレシーズンゲームにも姿を見せていなかった。ヘルメット規制についてリーグに抗議を申し立てていたブラウンは、金曜日に第三者の裁定人によるヒアリングに出席している。

NFLに前例を聞かない低温治療室でのミスによる足の凍傷を報じられていたブラウンだが、練習欠席の理由の大きな部分を占めるのは、キャリアの大部分で着用してきたヘルメットではなくNFLが規定するヘルメットを使用しなければならないことに対する不満だと、金曜日にNFLネットワークのマイケル・シルバーが伝えていた。

土曜日に実施されたラムズ戦後、レイダースのヘッドコーチであるジョン・グルーデンは全面的にブラウンを支持すると話している。

「ヘルメットの件は彼の個人的なことだ。彼は自分が頭に着用するものについて強い感覚を抱いており、われわれは彼を支持している。リーグの立場も理解しているので、われわれは辛い位置にいる。アントニオはここにいることにエキサイトしているので、彼がすぐに戻ってくることを願っている」とグルーデンHCは語った。

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