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負傷続きのジェッツでCBへのシフトも受け入れるとSアダムス

2019年08月13日(火) 15:06

ニューヨーク・ジェッツのジャマール・アダムスとニューオーリンズ・セインツのアルビン・カマーラ【AP Photo/Phelan Ebenhack】

ニューヨーク・ジェッツのスター選手であるジャマール・アダムスはNFLでも最も優れたセーフティの一人だが、変化も受け入れる姿勢のようだ。

そのコメントがどれだけ正当なものかはこれから分かることだが、最近、ジェッツのセカンダリーが負傷によって大きく損なわれていることを考えれば、ポジションシフトを受け入れるというアダムスの発言にも意味はあるだろう。

現地12日(月)、アダムスが「俺がコーナーに行く必要があると彼らが言うなら、俺はコーナーに行く。真面目な話さ」と語ったと『ESPN』のリッチ・シミニが伝えている。

最高の能力とはもちろん供給性であり、それはジェッツのトレーニングキャンプで特にコーナーバック(CB)に欠けていた要素だ。先発とみなされていたトラメイン・ジョンソンは今、日曜日の練習で負傷したハムストリングに対処している。

しかし、ヘッドコーチ(HC)のアダム・ゲイズはジョンソンの長期的な展望に楽天的な姿勢を保っており「数カ月もかかるとは思っていないが、まあ、今後次第だ。今のところ週毎の経過観察になっている。彼の身体がリハビリにどう反応するかによる」と述べた。

ジョンソンはダリル・ロバーツや元アトランタ・ファルコンズのブライアン・プールらと並ぶ大黒柱のCBとしてトレーニングキャンプを開始した。2018年にフルシーズンでプレーしたプールはインターセプトとサックでキャリアハイをマーク。ロバーツはジェッツで堅実な3シーズン目を過ごした後、3年の契約延長を結んでいた。

チームにはモリス・クレイボーンを呼び戻すという手もあったが、結局は他のところに目を配ることに決めており、これは最近になって目立ってきている類の決断だ。ジョンソンの離脱に加え、チームは8月10日にデリック・ジョーンズをカットしており、ドラフト外から取ったルーキーのカイロン・ブラウンも月曜日の練習でケガを負っている。

それでもジェッツは進み続けるしかなく、守備コーディネーターのグレッグ・ウィリアムズは欠落を補うためにベストを尽くさなければならない。ゲイズHCは、こういった状況がチームから最大の力を引き出すと考えているようだ。

「私はそういう風には見ていない。これは多くのメンバーにとって素晴らしいチャンスだ。誰かが代役として登場し、名を挙げるだろう」とゲイズHCは語った。

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