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ドルフィンズのQB争いが過熱、ローゼンがファーストチームで練習

2019年08月14日(水) 11:09


マイアミ・ドルフィンズのジョシュ・ローゼン【AP Photo/Wilfredo Lee】

マイアミ・ドルフィンズのプレシーズン2戦目が近づき、クオーターバック(QB)ライアン・フィッツパトリックがタンパベイ・バッカニアーズ戦の先発に予定されているものの、現地13日(火)にはQBジョシュ・ローゼンがファーストチームの練習に参加している。

金曜日の試合ではフィッツパトリックを先発させる計画である一方、先発QB争いについてはまだ“流動的”だとヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスは述べている。

スターターたちとの練習は、かつてアリゾナ・カーディナルスから1巡目で指名されたローゼンが仕事を求める上で正しい方向への新たな一歩だと言える。

ドルフィンズの公式サイトによれば、ローゼンは報道陣に「すごく楽しかったと思う。勉強しなきゃいけないことがたくさんあった。全体としてポジティブだった」と述べたという。

火曜日の練習後、ローゼンを称賛するには至っていない様子のフローレスHCは “まあまあ”の仕事だったと述べ、ローゼンにはボデイランゲージを向上させる必要があると評している。

フィッツパトリック先発の計画のままいくとすれば、プレシーズン第2戦はベテランが先発して2シリーズをプレーした後にローゼンが引き継ぎ、第4クオーターまで投球を続けた初戦と同じ展開になる可能性がある。

1年前、フィッツパトリックはタンパベイ・バッカニアーズでジェイミス・ウィンストンを相手に今と同じような状況にあった。競争のさなかにあっても、ローゼンはそんなフィッツパトリックに賛辞を送っている。

2シーズンで2チーム目に所属しているローゼンは、15シーズンを通じて8チーム目でプレーしているフィッツパトリックについて「彼は信じられないくらい助けになるんだ。多分、僕がこのスポーツで会ってきた中で最高のメンターの一人だよ」とかたった。

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