攻撃陣のスピードがチーフスを動かすとTEケルス
2019年08月15日(木) 10:292019年シーズンを迎えるにあたり、カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ(HC)であるアンディ・リードにはオフェンスの手駒がそろっており、そのほとんどが電光石火のスピードを有している。
チーフスのトップ4ワイドアウトであるタイリーク・ヒル、サミー・ワトキンス、デマーカス・ロビンソンとルーキーのメコール・ハードマンはあらゆるレベルにおいてディフェンスを一飲みし、ストレスを与えることができる。タイトエンド(TE)トラビス・ケルスはそんなスピードこそがオフェンス全体を動かすと考えている。
『ESPN』によれば、スピードスターたちによってオフェンス陣に何が可能になるのか尋ねられたケレスは「俺たちの望むこと何でもさ」と答えたという。
「何でもだよ。俺たちには(40ヤード走を)4.2とか4.3、もしかしたら4.1で走ったりするやつがいる。タイリークが今どれくらいかは知らないけれど。誰にも分からないさ。俺たちにはフィールドを飛びまわれるやつらがいるんだ。このゲームではスピードがものを言う。それがあれば、アドバンテージになるんだ」
「以前のシーズンよりレベルが上がっている。彼らがコーチングにどう反応しているか、細かいところに対するコーチたちの興奮だけでそれは分かる。このチームはものすごいチームになるよ。オフェンスの部分では、かなり楽しめるだろう」
リードHCはスナップ前も後も、フィールド全体でディフェンス陣を妨げることに才能を活用することに関して最も優れた指揮官の一人だ。チーフスのスピードは3週間のトレーニングキャンプを通して顕著であり、プレシーズン第1週ではハードマンがディフェンス陣を置き去りにしてタッチダウンを決めている。
MVPに輝いたクオーターバック(QB)パトリック・マホームズの投球とともに、2019年のチーフスオフェンス陣は垂直方向にも水平方向にも相手ディフェンス陣を苦しめることだろう。
これ以上に速度のあるレシーバー集団を想像できるか尋ねられたマホームズは「正直言って、できないな」と答えた。
「メコールが加わり、サミーが健康を取り戻して、今年はさらに助けになる。ディフェンスはどのマッチアップで行きたいのか厳選する必要があるね。僕らはそのマッチアップを見て、レシーバーたちが勝利すると信じるのさ」
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