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パサーレーティング0.0も復調に向けた「第一歩」と49ersのQBガロポロ

2019年08月21日(水) 05:49

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/David Zalubowski】

ジミー・ガロポロにとって、昨シーズンにACL(前十字靱帯)を断裂して以来の復帰戦は散々だった。

現地19日(月)、サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ガロポロが最初に投げた4回のパスはいずれも、対戦相手だったデンバー・ブロンコス守備陣がボールに触れており、2回目のパスはインターセプトされている。3回のドライブに参加し、投げたパスは6回、うち成功したのはわずかに1回だが、ヤードは稼げていない。

この試合でガロポロにつけられたパサーレーティングは不名誉な0.0。

ガロポロは『NBC Sports Bay Area(NBCスポーツ・ベイ・エリア)』に対し、「もちろん、ちょっとフラストレーションがたまるけど、でもこれがNFLだ」とコメントしている。

「残念だけど、今は1試合まるまるプレーすることができないから、もっとプレーできたらなと。巻き返せるように、もっと試合に出られればいいなと思う。ただ、しょうがないことだから。今はプレシーズンだし、冷静に対応していかないとね」

27歳のガロポロはプロになって5シーズンで先発したのはわずか10試合。トレードでニューイングランド・ペイトリオッツから49ersにやってきた2017年シーズン末に今後の有望さを示すも、2018年シーズンは3試合に先発しただけでACL断裂により戦線離脱を余儀なくされた。復帰も予定通りには行っていない。練習では5連続インターセプトされており、そのパフォーマンスが偶然の出来事でなかったことを示唆している。プラス面を見れば、昨年9月23日以来のヒットを受けてもガロポロの健康に問題がなさそうだったこと。

「1年ぶりのことだったから、いろいろとサビを落とさないといけない。ありがたいことに、今週は試合間隔が短いからすぐに挽回できるけど、そのための第一歩だったと思っている」

【C】