RBエリオットの状況に変化なしとカウボーイズオーナー
2019年08月29日(木) 10:35ダラス・カウボーイズが2019年シーズンのキックオフを迎えるまであと1週間と少し、チームオーナーのジェリー・ジョーンズは短距離走ではなく、マラソンに勝利することを目指している。それが、ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットの存在なしでも、ありでも。
契約延長を求めてホールドアウトしているエリオットの不在について改めて触れたジョーンズは、誰がフィールドにいるか、もしくはいないかを問わず、カウボーイズにはプレーして勝利する準備をする必要があると述べた。
ジョーンズは現地28日(水)、『105.3 the Fan』で「どの選手がいなかったとしてもプレーの準備を整えなければならない。契約によってやってこないプレーヤーがいても、われわれはプレーできるだろう。われわれはプレーするし、優れたプレーができるはずだ」
エリオットがいない間、ルーキーのトニー・ポラードが将来性を示しており、プレシーズン3試合でキャリー15回、84ヤード、タッチダウン1回という成績を残している。
エリオットのホールドアウトが長引いていることをポジティブに捉えられるかもしれない要素として、ジョーンズは長いNFLシーズンにおいてエリオットが最も必要になるのはシーズン後半だと指摘した。
「われわれはマラソンをやっているんだ。プレーオフに行ったときにはジーク(エリオット)にいてほしい。シーズンが一番盛り上がっているときに、ジークにいてほしいんだ」
一方、エリオットとの契約状況には何の変化もないとジョーンズは話している。
「何も報告すべきことはない。契約交渉については、まったく何もない」
この件において、カウボーイズファンにとっては便りがないこと自体がバッドニュースだと言えるだろう。
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