ニュース
QBスミスを放出したシーホークスが翌日に再契約
2019年09月02日(月) 05:24パクストン・リンチを放出し、さらにはバックアップクオーターバック(QB)の座を手中に収めたと見られていたジーノ・スミスまでリリースしていたシアトル・シーホークスが、その決断の翌日、再びスミスと契約した。
現地31日(土)にリンチをウェイバーにかけることを決断したシーホークスはスミスも放出してしまい、ロースターにはQBがラッセル・ウィルソンしかいない状況となっていた。
しかし、明けた1日、シーホークスがウィルソンのバックアップとしてスミスと再契約したというのだ。
第一報を『ESPN』が報じた後、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロもそれを伝えている。
トレーニングキャンプを通してリンチとポジションを争ってきたスミスは、プレシーズンの試合でリンチのパフォーマンスを上回り、バックアップの役目が確実視されていた。少なくとも、リンチをリリースして数時間後にシーホークスがスミス放出を発表するまで、ドアはかなり広く開けられていたはずだ。
とはいえ、シーホークスでバックアップQBを務めるのは報われない役目と言えるかもしれない。この7年、ウィルソンは一度も欠場していないのだ。それでも、スミスのような経験とスキルセットを持ち合わせた選手をロースターにとどめておくのは、万が一の場合に非常に貴重になるに違いない。
【C】