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ケガは気にせず、フットボールに集中するパンサーズQBニュートン

2019年09月05日(木) 09:29

カロライナ・パンサーズのキャム・ニュートン【AP Photo/Elise Amendola】

カロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)であるキャム・ニュートンのオフシーズンにはケガがついて回っていた。1月には治療のために肩にナイフをいれ、最近は足の捻挫と診断されている。

しかし、シーズン第1週のロサンゼルス・ラムズ戦を前にした現地4日(水)、パンサーズの最初の負傷者報告にニュートンの名は見当たらなかった。

プレシーズン第3戦を途中退場することになった足の負傷について問われたニュートンは、過去のことを振り返ってはいないと答えた。

「ラムズ戦に集中している。意味のないことや、話す必要のないことをくよくよ考えたくないんだ。日曜日の試合に興奮しているよ。本当にフットボールの4クオーターをプレーするのを楽しみにしている」

「またルーキーになったような感じなんだ。楽しんでいる。いい感触だし、まだドキドキしている。僕は恵まれていて、それを知っていれば、何かを展望にいれるのはときどきでいい。2週間か3週間、あるいは2日や3日前に、大の大人が泣いていた。僕が何を言っているか分かるかい? 予想もしないでカットされたり、リリースされたり、トレードされたり、何だってあるわけだ。僕は9年間、同じファンベースとオーガナイゼーションの一部でいられて運が良かっただけ。同じことを言える人は多くない」

長いリハビリに加え、食習慣の変更が肩と足の負傷の回復につながったとニュートンは言う。

「もちろん、ヴィーガンの強さだ。それがかなり役立った。僕は年中ずっとヴィーガンだった。そして、戻ろうとは思っていない。いい感触なんだ。うまく回復しているし、本当に大事なのはとにかくそこだから」

普段何を食べているかは別として、今週末にパンサーズが何よりもニュートンに“食って”ほしいのはラムズのディフェンス陣だろう。2017年にヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイと守備コーディネーター(DC)ウェイド・フィリップスが指揮を取るようになって以来、ニュートンはラムズ守備陣とプレーしたことがない。このユニットが49ヤード以上のQBラッシングゲームを許したのは1度(ラッセル・ウィルソン/2018年第10週)のみであり、QBによるラッシングタッチダウンを喫したのも1度のみだ(ブライアン・ホイアー/2017年第3週)のみだ。

ニュートンの健康状態に本当に問題がなければ、ポケット内外に動けるその能力が日曜日に試されることだろう。ただ、そこに注目するのは観衆の仕事。ニュートン本人はフィールド上のことのみに集中している。

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